日本企業が生き残るために
コロナの影響で日本企業はかつてない苦境にたたされている。厳しい現実が容赦なく襲いかかる。もはや昭和の時代は終わった。いま変革ができなければ、日本企業は世界から取り残され後進国に成り下がってしまう。このまま低い生産性と増えない給料が続くと日本は貧困国へ転落していく。
日本の企業は規模が小さい
我が国の99.7%が中小企業で占めている。
バブル崩壊後、失われた20年とか30年とか言われているように、賃金が低く生産性が上がらない国になってしまった。そのため企業が成長することなく中小企業ばかりが増えていった。世界で戦える企業が育っていないのである。
この事例を見てみよう。
これはアメリカの会社だが、会社名はわかるだろうか。
1998年30名の従業員でwebサイトによるDVDレンタルサービスを世界で初めて開始。当初扱っていた作品数925タイトル1週間レンタル4ドル。1999年定額制レンタルサービスを開始。月額15ドルでDVD本数制限なしでレンタルできる。延滞料・送料・手数料無料。当時は画期的だった。
答え:ネットフィリックス
いまや世界的な企業へと変貌している。
日本はこのような世界的な企業が出てこない国になってしまった。
世界の時価総額ランキング
世界の時価総額ランキングを見てみよう。
1989年と2018年を比べてみるとハッキリわかる。20年間で日本の企業がすっかり姿を消してしまった。日本の将来を悲観的にとらえてしまうのもやむを得ない感じがしてしまう。
グローバルで戦える人材
グローバルで戦える人材を増やすことが急務です。グローバルな視点でモノを見れる人材が必要です。世界で活躍できる人材が日本には少なすぎる。若手が海外に行きたがらない現状がある。英語が苦手ということもあるが、海外で挑戦しようという人がいない。グローバル人材が不足しており深刻な状態は続いている。
まとめ
日本企業の大きな問題点は以下の2つ。
世界から取り残されないためには、グローバルな視点で考えられること。
これが必須です。
● 日本の企業は規模が小さい。
● グローバル人材がいない。