日本型経営から脱却し新しい働き方へ

 

「必要のない作業に時間がとられている」

「賃金が低い、特に若い社員の賃金が低くすぎる」

「目的がわからない規則やルールが多すぎる」

など

疑問を感じたことはありませんか。

 

その原因は日本型経営ある。日本型経営は昭和の時代につくられたシステムです。そのシステムを今までずっとしてきた。そのツケがいま回ってきている。

 

コロナ禍でハッキリわかったこと

次から次に出てくる不必要な作業やムダな作業、それらは昭和の慣習や規則が見直されることなく永遠に続けられた。そのことが顕著に現れた結果です。今もなお昭和を引きずっている人たちが現状維持を主張してくる。それではどのようにして時代の変化に対応した新しい働き方へ移行できるのか。

 

 

完璧から目的適合へ

業績に結びつく仕事だけをしていく。仕事をキチンとしようとすると際限なく膨大な仕事をする羽目になる。ここは思い切って捨てる。あれもこれもすべて完ぺきにこなそうとすると、いくら時間があっても足りなくなる。その例が資料である。資料の整理を一日中やったことがある。あの資料も必要になるかもしれない、これもあれも・・・キチンと整理しないといけないと思い一生懸命作業をする。しかし実際にはほとんどの資料は使われないまま保管されているだけ。労力と時間を使っても結局ムダな作業をしていたことになる。そこで完ぺきを目指すのではなく作業目的を達成するようにしていく。そのための作業をするように考え方を変える。

 

 

業務目標を明確にし成果報酬型にしていく

年功序列賃金は経済成長を前提にしている賃金システムです。高度経済成長期ではこのシステムは上手くいっていた。しかし、今のように成熟した経済状況では弊害が大きすぎる。これでは若い人のやる気が出ない。成果報酬型に賃金制度を変えていく。これによって業績と連動した仕事だけをするようにしていく。ムダな作業をなくし生産性が向上する。

 

 

 

まとめ

 

昭和の時代につくられた日本型経営のツケがいま回ってきている。不必要な作業や非効率的な作業にしばられ、直接業績と関係しない作業に多くの時間がとられてしまっている。完璧を求めるのではなく目的に合致する仕事の仕方に変える。そして、業務目標を明確にし成果報酬型にしていく。年功序列賃金は今の時代には合わない。