最短でWEBデザイナーになる方法

 

「未経験だけどWEBデザイナーになりたい」

 
近年、WEBデザイナーの人気が高まっており、キャリアがないけどWEBデザイナーになりたいと思っている人がたくさんいます。しかし現実は難しいようです。単純にWEBデザイナーになる、ということが目標なのか、とういと、そうではないように思えます。その先にある、何かを目指しているのではないかと思います。
 
 
 
【目次】
1.強い意志が転職を成功させる
2.未経験者の実績づくりの方法
3.おすすめクラウドソーシング
4.最短でWEBデザイナーになる方法
5.WEBデザイナーになるための心得 45ヶ条
6.WEBデザイナーにあるための3つの条件
 
 
 

1.強い意志が転職を成功させる

 
何を思い描いていますか?
 

WEBデザイナーになって、お金を稼ぎたい、とか
自分が作ったサイトで多くの人に観てもらいたい、とか
インターネット上で影響力を持ちたい、とか
時間と場所にとらわれず仕事をしたい、とか



など
いろいろな思いがある。

 

その思いをかなえる手段がWEBデザインだった、ということなのではないだろうか。自分の思いをどこに置くのかが、大切だと思う。なぜならば、学習内容が多岐にわたり、挫折する人が後を絶たない。未経験の方が、簡単にWEBデザイナーとして活躍できない。かなりの努力が必要です。その事実を目を向けないで、語ることができないからです。そのときに、心のよりどころにするのが「自分への思い」です。強い意志があれば、困難な状況も乗り越えられますが、その気持ちがないと難しい職種です。
 
 

 
WEB業界は厳しい業界
 
「簡単に稼げる」
「キラキラ人生を謳歌できる」
「南国のリゾート地で自由にリモートワークできる」

 

ネット上では、このようなうたい文句で語られることが多々ある。このようなことをイメージしてWEBデザイナーになりたいと思うと、かなりきつくなります。これを実現できる人は、ごくごくわずかです。レアケースです。レアケースの人を、あたかも一般的なことのように考えるのは良くないことです。事実をしっかり見た上で、自分の人生を作り上げていくことが重要です。

 
9割挫折する

WEB系IT系を目指している方の約1割程度しか、仕事につくことができません。残りの9割は途中で挫折してしまいます。そのくらい厳しい世界です。人手不足だから、2~3ケ月学習すればすぐに転職できると思っていると、痛い目にあいます。人手不足と言っても、未経験者が欲しいわけではなく、スキルと経験のある人が欲しい。即戦力として活躍できる人材が不足している。ここを読み間違ってしまうと、キャリア設計が大きく崩れてしまいます。

 

高額のプログラミングスクールに通って卒業したが、就職できず借金だけが残った。という話はよく耳にする。この話は一部の人の話ではなく、未経験者が経験することです。多額の借金を抱えるまでいかなくても、やはり金銭的な負担が大きい。結局、バイトをしながら借金返済に追われ、希望するWEB業界に入れず毎日を送る日々になってしまう。

 

知識ゼロで未経験者の場合、2~3年くらいは実務経験を積んでやっとなれるくらいです。そのくらいの労力と時間は必要です。学ぶことが多すぎて、簡単にいきません。就職したとしても、毎日地獄のような日々がずーと続きます。
 

最初は、簡単なWEBサイトを作ってみましょう。全体像を把握することで、何をどのような方法で学習すればいいのか判断ができます。人によって理解能力や学習スピードが違いますので、全体像を把握したうえで自分なりのやり方を見つけていくのがいいでしょう。
 

 

 

2.未経験者の実績づくりの方法

 

そこで、どうすればスムーズな転職が可能なのか、その方法を見ていきましょう。一言で言うと実績です。実績があれば、転職に有利です。未経験の方に、実績を問われるのが一番困りますね。しかし、採用する側からすると仕事をちゃんとこなせる人でなければ、雇った意味がないわけです。利益を生み出さない人を、わざわざ採用しません。だから実績が必要になってくわけです。
 

実績のつくり方は大きく3つあります。

① 疑似案件を想定して作成する。
② クラウドソーシングで案件を獲得する。
③ 知人に事情を話て実際にサイト制作する。
 
 
僕の場合は③です。知り合いの飲食店やアルバイト先の会社に事情を説明して、無償でWEBサイトを作った。これを実績にしてポートフォリオを作成しました。今の時代だと、クラウドソーシングで案件を獲得して、それを実績にする方法がおススメです。単価が低い案件だと取りやすい。それをねらっていくと、短期間で実績がつくれます。3~4ヶ月くらいで、ポートフォリオを作成するのに十分なくらいの実績が積めるのではないかと思います。
 

初心者の場合、ハードルが高い案件を受注すると、修正依頼が何度も来てメンタルがもたなくなります。副業感覚で小さな案件をコツコツ積み上げていく方が、初心者にとってハードルが低い。時間はかかりますが、有利に転職を進めるための近道です。慣れてくると、品質の高い案件を受注できるようになります。慣れるまでは、数をこなすことに心がけるようにしましょう。
 
 

 
 
 

3.おすすめクラウドソーシング

 
未経験者の方は、クラウドソーシングで案件を受注するのがいい方法だと思います。転職するためには、実績があるのとないのでは雲泥の差があります。小さな案件でもいいので、まずは実績づくりをしていきましょう。安価な案件だと、ライバルが少なくなるので仕事が取りやすい。取りやすい案件をどんどん受注していくと、あるときいい案件に出会える。このチャンスをのがさない。
 

以下のサイトに登録して案件を探します。

 
クラウドワークス
https://crowdworks.jp/

ランサーズ
https://www.lancers.jp/

ママワークス
https://mamaworks.jp/

 


 

 

 

4.最短でWEBデザイナーになる方法

 

 
 

どうすれば、最短でWEBデザイナーになれるのか、一言で言ってしまえば、より多く失敗を重ねること。失敗を繰り返すことで、スキルが身につき目的が達成されます。失敗を恐れて、何もしないとスキルが身につかず時間ばかり経過してしまいます。失敗してもいいので、のめり込むことは必要です。

 
こんな感じで、まず行動してみる。

① プログラミング学習サイトで基礎を学ぶ
② プロが制作したサイトを模写する
③ 模写したサイトを動作させてみる
④ うまく動作するまで修正
⑤ 疑似案件を想定して作成する

 

 

<学習方法>

基礎:
01 書籍
02 インターネット(プロゲート、YouTubeなど)
 
応用&実践:
03 模写する
04 疑似案件

 

書籍やインターネットで基礎を学んだ後、実際にプロが制作したサイトを模写する。模写する場合は、基礎知識を身につけたあとに行います。基礎知識が身についていない状態では、模写しても効率的に学習できません。そして、仕事の依頼を受けたと想定しWEBサイトを制作してみる。仕事の依頼が来ていればいいのですが、ほとんどの場合は、これから仕事を受ける段階なので疑似案件を想定して作成してみるのがいいでしょう。
 

模写はとてもいい勉強方法です。プロの技を見てそれをマネることは、最短で知識が身につきます。模写は、いろいろなテクニックを学ぶことができる効果的な方法です。ぜひプロの技を習得してください。
 
 
最初からうまく動作しません。修正を繰り返していくうちに、スキルが身につきます。疑似案件が想定してサイト制作ができるようになれば、WEBデザイナーとして活躍できます。試しに、ココナラで簡単な案件に応募して感触をつかみましょう。

 

 
 
<超初心者におススメ>
無料で使えるプログラミング学習サイト4選
① Progate
② ドットインストール
③ paizaラーニング
④ CODEREP
 
 

① Progate https://prog-8.com/
 


 
 

 
② ドットインストール https://dotinstall.com/
 


 
 

 
③ paizaラーニング https://paiza.jp/works
 

 
 

 
④ CODEREP https://codeprep.jp/
 

 
 
 

5.WEBデザイナーになるための心得 45ヶ条

 

1. 時間が一番大事
2. 分からないところはスキップせよ
3. 転職するなら20代のうちにせよ
4. キャリア設計の決断は25才
5. 何事も早めに行動する
6. 100社応募は覚悟せよ
7. 不採用通知はハッピーレターと思え
8. 失敗を恐れるな
9. ポートフォリオをバージョンアップせよ
10. 最新トレンドから手法を見い出せ

 

11. 頭で覚えるな、手で覚えろ
12. 前のめりで倒れろ
13. プロのWEBサイトは宝の山
14. プロのデザインを模写しマネしろ
15. 結果を気にせず、とりあえず試してみる
16. 苦労をするなら20代のうちに
17. 未経験30代の就職は狭き門
18. 答えを探すな、頭で思考せよ
19. 時代は常に動いていると認識せよ
20. リーダブルコードを習得せよ

 

21. 挫折しそうになったら好きな曲を聴け
22. 過去を振り返るな、今何をするかだ
23. “簡単に稼げる“はウソ
24. セールストークにダマされるな
25. 多額のお金をかけずにスキルアップ
26. ムダ遣いしない、貯金せよ
27. 完璧を目指すな
28. 小さな実績をたくさん積め
29. 成功への近道は何度もチャレンジする
30. 最初の一歩を踏み出すことが大事

 

31. 人生最大の失敗は何もしないこと
32. 人よりも多くコードを書く
33. なるべく早く応募書類を用意する
34. アルバイトでもかまわないので経験を積む
35. よそ見をしない、誘惑に負けるな
36. 美的ユーザビリティ効果の有効性を学ぶ
37. レシポンシブ対応に涙する
38. コードレビューの恐怖
39. コミュ力(りょく)がちょー重要
40. 一緒に働きたいと思える人材になる

 

41. 大量の情報を浴びるように収集せよ
42. 情報があなたの味方
43. お金よりスキル、給料にこだわらない
44. 人生の9割は20代で決まる
45. デザインは人の心を動かす最高のメッセージ

 
 
 

6.WEBデザイナーにあるための3つの条件

 

第一の条件:年齢の壁

未経験の方は年齢が重要視されます。企業は、即戦力になる人材が欲しいわけです。すぐに会社に利益をもたらしてくれる人材がいい。未経験者を教育する時間と手間をかける余裕はない。できるだけ短期間で使える人材になって欲しい。そうなると、30代より20代の方を採用してしまいます。30代はマイナスポイントからスタートする。このことを理解する。その上で、効果的な対策をしていくことが必要です。
 
 

第二の条件:忍耐力

未経験の方は入社後学ぶことがあまりにも多くあり、これに耐えなければいけない。また、課題解決力も必要です。3年くらいは地獄のような苦しみを味わう。これを乗り越えるだけの精神力がある人材なのか、判断しなければいけない。苦労の度合いが、ポートフォリオに表現されている必要がある。
 
 

第三の条件:柔軟な対応

臨機応変に柔軟な対応ができる人材か。WEB業界は、時代の移り変わりが激しい業界です。時代の流れについてこれるか。これが最大の問題です。時代から取り残されたら、利益は望めません。そのような人材はハッキリ言っていらない。常に、時代のトレンドをキャッチアップできる人材が欲しい。
 
 

 

まとめ

 
基礎を学んだら、プロが作成したサイトを模写してみる。実際のサイトを模写するのは、とてもいい学習方法です。プロのテクニックを学ぶことができます。WEB業界は厳しい業界です。未経験の方がすぐに転職できない。強い意志を持つことが、転職への近道です。転職する際、実績が問われます。実績があれば、転職に有利です。
 

実績のつくり方は大きく3つあります。

① 疑似案件を想定して作成する。
② クラウドソーシングで案件を獲得する。
③ 知人に事情を話て実際にサイト制作する。