YouTube動画、成功の秘訣5つのポイント
YouTube動画、成功の秘訣5つのポイント
YouTube動画で成功するためには重要な要素が5つある。
Google検索で重要なのが検索順位です。YouTubeも同じように検索順位が成功の鍵をにぎります。だが、検索順位が上位だからだと言って、再生回数が爆発的に増えるわけではない。
1) 再生回数と視聴時間
YouTube動画の再生回数が多ければ視聴時間も多くなる。再生回数が多く1回あたりの平均視聴時間も長い場合はランキングが上位になる可能性が高い。再生回数と視聴時間は相関関係がある。見てもらえるためにはサムネイルが重要。
2) 検索キーワードの一致が重要
YouTubeでは検索キーワードとの一致が特に重要だと考えられている。
動画タイトルが検索キーワードと完全に一致していることが望ましい。一致していない場合、検索してもヒットしない。不完全なキーワードくらべると部分一致でも効果が期待できる。
リスニングが上達する英会話の動画で検索上位をねらうなら、動画タイトルが「リスニングが上達する英語」がいい。「英語上達法」とか「英語うまくなるコツ」より検索される確率が高い。ユーザーは「英語 リスニング」で検索するからである。検索キーワードがタイトルに入っていることが重要である。一番上に検索された動画はユーザーがもっとも見たい動画である可能性が高い。
またサジェストキーワードが含まれていると有益です。
3) タイトルは短く簡潔に(文字数は25~40文字)
タイトルは、最適な文字数は25~40文字。スマホで検索したときは28文字までタイトルが表示されます。どうしても長いタイトルにしたいときは前半に検索キーワードを入れましょう。
説明文の上限は5000字です。検索キーワードを意識して書くようにしましょう。多くのキーワードを含めると効果的ですが、意識しすぎると不自然な文章になり読みにくくなってしまうので注意が必要です。
4) ハッシュタグ
YouTubeでは動画にハッシュタグをつけることができます。関連するワードを選ぶことによって効果が期待できます。ただし、大量のハッシュタグをつけると検索結果から無視されます。ハッシュタグが多すぎると逆効果になるので注意が必要です。
Googleはハッシュタグについて以下のように述べている。
『タグの数が多くなると、検索している視聴者にとって関連性が低い動画が表示されるようになってしまいます。1 本の動画に 15 個を超えるハッシュタグを追加すると、その動画のすべてのハッシュタグが無視されます。タグの数が多すぎる場合、アップロード動画や検索結果から動画が削除されることがあります』
出典:https://support.google.com/youtube/answer/6390658?hl=ja
5) 動画の長さ
動画の長さが12~16分くらいであれば、上位にランキングされる可能性が期待できる。あまりにも短い動画(2分以内)は評価が低いようです。再生回数が多い動画は4~6分くらいです。
プロモーション用に短めの動画を用意して本編に誘導する方法もある。できるだけ多くの人に見てもらうために工夫は必要です。
出典:https://backlinko.com/how-to-rank-youtube-videos
<重要なポイント>
過去の動画は上位にランキングされることがある。最新の動画は急激に上位にランキングされる傾向があるが安定的に高いパフォーマンスを維持するのは過去の動画です。
動画公開からの経過日数と順位の関係
動画公開から「0~2週間」「2~6週間」「6~12週間」「3~6ヶ月」「6ケ月~1年」経過すると、平均のランキングはこのようになっています。いったんランキングが下がってから3~6ヶ月経過してから再び上昇する傾向にある。
出典:https://www.briggsby.com/reverse-engineering-youtube-search
チャンネル登録者は、登録しない人に比べると
● コメントする確率が高い。
●「高評価」をしてくれる。
● 平均視聴時間が長くなる。
登録者の評価指標は、1000人以上の登録者がいるとランキングに影響をもたらすようだ。埋め込み動画が多いほどランキングが高い傾向にある。これはアルゴリズムによるものなのかハッキリしない。
その他には、このようなメリットもある。
ブログへの誘導
SNSへの誘導
関連動画への誘導
進行状況バーにチャプターを追加する
YouTube動画のタイムスタンプとチャプターをつけるとGoogle検索時、下記のようにリッチリザルト表示される。動画を目立たせることができる。クリック率上昇につながる。SEO対策上、とても有益です。
参考)
進行状況バーにチャプターを追加する
https://support.google.com/youtube/answer/9884579?hl=ja
YouTubeをもっとも視聴する時間帯
YouTubeが一番視聴される時間帯「ゴールデンタイム」と言われている19時~22時の時間帯です。次に多い時間帯が22時~24時です。この時間帯に合わせて新しい配信動画を投稿すと、再生回数が伸びます。特に、週末の金曜日、土曜日、日曜日はより多くの人が視聴されます。この時間帯の関連動画に乗れば、露出が増え視聴回数が増えます。
YouTubeで稼ぐのは簡単ではない
▼収益化するための資格要件
◎直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上
◎チャンネル登録者数が1,000人以上
登録者1,000人以上
→YouTube全体の上位10~15%程度
動画100本撮る:最低ライン
→制作時間は1本あたり3~5時間
ある程度収益を得ようと考えるならば、制作時間に300~500時間は必要です。これくらいの時間を用意しないと稼ぐ動画は作れない。プロの映像制作者でない限り、多くの時間を必要とします。まず最初は、簡単なことから始めるといいでしょう。機材をそろえたり高額な映像編集ソフトを購入する必要はありません。できることからコツコツはじめるのがベストです。
絶対に必要な要件
・情熱がある
・専門性、知識や経験がある
・需要がある
動画コンテンツを作成するために、絶対に必要な要件はこの3つです。この要件を満たしていないとYouTubeで稼ぐことはできない、と思って間違いない。YouTubeに限らず、どのようなことでも情熱は必要です。これがなければ続けることはできない。そのくらい大切です。人によっては情熱をもって毎日配信しないと、稼げないくらい大変です。そして、コンテンツに対して専門性や経験があること。誰でも簡単にできることでは稼げない。あなただけにしかできない専門性や経験が必要です。
需要があること。多くの人に観てもらわなければいけません。ニーズがない動画を配信しても、収益化の条件を満たしません。主な収益源は広告です。多くの人に観てもらえない動画に広告をつける意味がない。このことを理解しないとYouTube動画は、単なる趣味で終わってしまいます。
【YouTube 収入】
どのくらい稼げるの?
→1回再生で広告費は約0.1~0.8円
1万回再生なら 1,000 ~ 8,000円
もし月10万円なら
→100万回再生(最低ライン)
テーマ選定:重要
多くの人が求めているテーマでないと難しい。
例)
・業務スーパー商品レビュー動画
・パン屋さんでパン食べ放題動画
【YouTube重要指標】
- 平均視聴時間
- 総再生時間
- 視聴回数
- カードクリック数
- 表示されたカード数
- カードのティーザークリック数
- 表示されたカード ティーザー数
- カード表示 1 回あたりのクリック数
- 終了画面要素クリック率
- 終了画面要素表示回数
- カード ティーザー表示 1 回あたりクリック数
YouTubeのアナリティクスをとても便利です。これらの指標を分析して日々改善していく。動画を出しながら分析して修正をしていく方法が、もっとも視聴回数を増やせる。はじめから上手くいかないので、最初は観てくれる人はいない。いろいろとリサーチをして、再生回数を多い人の動画を分析していいところはマネをする。自分流でやるよりかは、はるかに時間が短縮できます。
▼マネするところ
・動画の構成
・話し方
・テロップの入れ方
・サムネイルのつくり方
・タイトルのつけ方
・キャプションの文章表現
・検索キーワード
・テーマの選び方
必ず顔出しすべきか
顔を出すことでマイナスポイントがついてしまうなら辞めるべき
顔出しは必ず必要というわけではないが、顔を出さない場合は映像に工夫するなど別の作業が必要になる。うまくいく場合とうまくいかない場合がある。何らかのかたちで動く映像が必要となる場合がある。
キャラクターを使ってアニメーションにしてみたり、文字を画像に入れたりして文字を動かしたりして画面を観てもらう。スライドショーだけだと物足りないときは、言葉で丁寧に補足説明にするなどして観てもらえるように工夫をするといいでしょう。
すべての人がイケメンでもかわいい子でもはないので、顔を出すことでマイナスポイントがついてしまう事もある。「この人、なんかイヤだ」「顔の趣味が合わない」など、人は好き嫌いがある。一瞬で観なくなってしまう。すべての人が、顔が良くて声も素敵で、説明もわかりやすくてあきない映像で・・・こんな人はごく少数です。
一般の人は、顔も声も芸能人に比べれば格段に下がるわけです。YouTubeをミニテレビ番組と考えてい見るわかりやすい。見栄えのいいタレントさんが出演し、プロのMCが解説してくれる番組なら再生回数も稼げますが、一般の人はそうはいきません。顔を出すことでマイナスポイントがついてしまうのであれば、顔なしで動画を作成してみる方がいいでしょう。
VSEO – Video Search Engine Optimization(動画検索エンジン最適化)
YouTubeに毎分500時間もの動画がアップロードされていますが、ほとんどの動画が誰も観てもらえず、全体の中に埋もれてしまっている状態です。これらの動画を何とか観てもらえるようにしたい。そこで実施されるのが、VSEO – Video Search Engine Optimization(動画検索エンジン最適化)です。
YouTubeで検索したとき上位表示させる。昨年からYouTubeの視聴者が、爆発的に増えている。この視聴者を自分のチャンネルに来て欲しいと願っているユーチューバーが増えています。そこで注目され出したのが、動画検索エンジン最適化(VSEO)対策です。
対策をした後と対策しないでそのままアップロードしたのでは、その違いが出てくる。たとえば、タイトルに検索キーワードを含めた方が、検索でヒットしやすいとか、ハッシュタグを使った方が見つけてもらえる確率が高くなるとか、効果的な方法がいくつかある。YouTubeのアルゴリズムを理解することで、視聴者を着実に増やしていくことができる。
もっとも効果的な方法が、うまくいっているチャンネルの観察し、いいところはマネしていく。これが最速で視聴者を増やせる。なぜならば、そのチャンネルも当初は誰も観てもらえなかったチャンネルだったからです。改善を重ねて登録者が増えたわけです。
まとめ
YouTubeはひんぱんにアルゴリズムを変更しているため、何が正解なのかハッキリわからない点が多い。YouTubeは広告収入で成り立っている会社なので、もっとも効率的に広告収入を得られるアルゴリズムに変わっていくことになる。動画作成者にとってみると今は良くても、このあと悪くなるかもしれないという不安は消えない。
YouTube動画を調べてみると何とも不思議な現象を発見する。たとえば、一人暮らしOLさんのモーニングルーティーンのYouTubeが、なぜか100万回再生。顔出しもなく、ただ普通の動画で。また、中年男性の休日の過ごし方、ただ流しているだけのものが、なぜか100万回再生。どちらも不思議なことでなぜ100万回もの再生数を獲得しているのか、謎です。
▼作業時間
最低動画100本撮る。
制作時間は1本あたり3~5時間くらい。
合計作業時間は300~500時間です。