【withコロナ】人の移動は制限されるが、モノの移動はこれからも拡大していく

 

人の移動は制限されるが、モノの移動はこれからも拡大していく。
アマゾンをはじめECショップの売上は伸びている。

 

コロナの影響で人の移動は制限されるものの、モノの移動は制限されることなく続けられる。今後のビジネスを考える上で重要な要素となっていく。モノの移動はコロナでもなくなることはない。それは国内および海外ともこの原則は適応される。モノの移動をスムーズにできる仕組みがビジネスの発展の鍵となる。ここの作業を効率化し収益改善に結びつけていく。

 

 

商品の移動は手間がかかる

商品の移動って結構手間がかかる。書類が膨大にあるからです。
見積書、発注書、納品書、請求書・・・・とにかく多い。さらに厄介なのが上司の承認が必要となること。会社によっては1枚の書類に5個も6個もハンコを押さないといけないところもあるくらい手間がかかる。正直言って、こんなことに労力と時間をかけても収益には結びつかない。誰もがそう感じているが、ほとんどの会社がそれができないでいる。だからチャンスなのです。コロナでこのムダに気づいたことはとてもいいことです。

 

古い価値観を捨てて新しい価値観を取り入れること。長年の慣習って変えるのがとても難しい。バッサリと切り捨てる覚悟ができないと大幅な改善ができない。人は失敗を恐れるのでリスクをともなうことはしない。最善の意思決定はリスクがない意思決定です。リスクゼロって、ビジネスではありえないのですがこれを求めてしまう。競合他社も同じ考えです。これを先んじて行えば先行者利益がでる。

 

コロナで緊急避難的に一時的に例外として行っていることでも、続けていれば普通のことになる。元に戻さずルール化しちゃえばいい。暗黙のルールみたいに決めちゃって仕事を進めれば問題ない。明文化されたものだけがルールや規則と思っている方は、それは間違いです。明文化されていないものでもルールや規則になります。それをするためには日常的に継続していくこと、それによって慣習となりルール化されます。慣習は一度二度しただけではルール化されない。長い時間をかけて多くの人が同意し効力がでなければならない。

 

 

ビジネスの基本は環境適合

ビジネスの基本原則は環境に適合すること。環境が変わればそれに合わせて組織も変わらなければいけない。会社は経営環境に依存した組織です。環境が変わっているにもかかわず組織が変わらなければビジネスは成り立ちません。コロナで、ヒト・モノ・カネの流れが変わってしまいました。第2波、第3波は必ず来ます。今のうちに環境適合する組織にしておくことが生き残る道です。これができなければ、いずれ倒産・廃業となる運命です。

 

環境適合するためには柔軟な思考が必要です。画一的な物の見方をしていたのではできない。さまざまな角度から見ることができなければ、変化の激しい環境では適応することがきわめて難しい。どんな環境にも適応性がある組織とは、ひとことで言えば多様性がある組織です。多様性があれば組織は柔軟に環境に適応できる。いま求められている組織の特徴は多様性です。

 

 

 

まとめ

 

コロナ禍で人の移動は制限されるが、モノの移動は制限されることなくこれからも拡大していく。古い価値観を捨てて新しい価値観を取り入れることによって、新しい組織ができる。ビジネスの基本原則は環境に適合すること。コロナで経営環境が変わってしまった。古い組織では生き残ることができない状態になった。今が変わるチャンスです。この機会に組織の在り方を一新するくらいの気持ちで取り組むことが必須です。