仕事を辞めたい、その原因は理想と現実のギャップ

 

年間を通じて仕事を辞めたい人が大勢いるようですね。

給料が安い、希望している仕事ではない、人間関係が悪い、社風が合わないなど仕事を辞めたい理由は人それぞれだと思います。若い人の約3割は3年以内に離職する時代です。何を基準に仕事を選んでいけばいいのか、大きな問題です。

 

仕事への幻想を捨てる

夢が現実になることは、ほぼないと思った方がいい。ビジネスで成功した人たちは、こぞって夢を叶えるために頑張ったと言っているが、これは後づけです。実際は、現実とのギャップがありそれを埋めることは並大抵の努力ではできない。ほとんど可能性がないことを永遠に続けるのは、いい考えではありません。夢への幻想は一旦捨ててみる。そうするとラクな気持ちになります。

 

 

現実を見る

どのような仕事があるのか、求人サイトの情報をみてみる。これが現実の仕事です。理想としている仕事と近い人もいれば、かけ離れている人もいるかもしれませんね。実際に仕事をしてみないとハッキリとわからない点はあると思いますが、自分が考えている仕事と一致している人はいないのではないかなぁと思います。おおよそこんな感じの仕事でまず動いてみる。

 

 

例)WEBマーケティングの場合

  • SNS(Instagram, Facebook, Twitter, Line)の運用
  • ホームページ、ブログの更新
  • メルマガ文章校正、配信準備、管理
  • 広告入稿業務の進行
  • 制作会社、代理店との調整
  • レポート資料作成
  • Google Analyticsの分析
  • Adobe Photoshop, Illustratorで簡単な編集作業

 

 

WEBマーケティングと聞くと何となく華やかなイメージがありますが、実は孤独な作業をひたすら行っていくことが多い。結果はアクセス数や問い合わせ件数などの反響として数字で出てきます。数字で出されるとキツイの一言です。自分の思い描いていることと開きが自然に出てきます。ユーザーの購買行動を予測するのはとても大変なことですからね。

 

 

仕事はなぜ存在するのか

消費者がいるからその仕事があるわけです。お金を払ってくれる顧客がいなければビジネスとして成立しない。いくら理想の仕事を夢見てみても、そこに顧客がいなければいけない。これが大前提です。すべての仕事はこの前提で動いています。言い換えるならば、あなたの考え通りにすべての顧客が行動してくれるわけではない。この違いを理解しないと仕事とのギャップに悩みストレスを生み出すことになってしまう。

 

 

 

 

まとめ

 

理想と現実はつねにギャップが生まれるものです。市場はあなたの理想に合わせてはくれません。したがって市場を理解しようとする気持ちが必要です。自らが市場のニーズをつかめるように行動すること。それがやがて自分に向いている仕事に変わっていく。