WIN-WINの関係を築くために
相手と話していて感じたこと
「自分の利益しか考えていない人とは、一緒に仕事をしたくない」
これは本当にそう思う。
お互いの利益を考える人と話をしていると、相乗効果が起きて、仕事の広がりや質が大幅に良くなる。相手からもらうことしか考えない人は、何も起こらないし何も発展しない。そもそも稼げない。利益を生み出せない人と、一緒に仕事をしても意味をなさない。自分の利益のために、相手を利用することしか考えていない。こういった人は、たまにいます。関わらないことが、最善の策です。
WIN-WINの関係を築くために
双方にメリットをもたらす関係をつくるためには、以下の3つの条件が必要です。
①チカラ関係が同等
②共感できる部分がある
③相手ためにできることを語れる人
①チカラ関係が同等
良好な関係を築くためには、チカラ関係が同等であること。一方のチカラが強いと従属関係になってしまう。こうなるとWIN-WINの関係は築けない。弱い立場にいる人が、圧倒的に不利益をこうむってしまう。
②共感できる部分がある
仕事の内容にとどまらず、思いや考え方など共感できる部分があること。その仕事を通して何を実現していきたいのか、その先にあるものを共有できるか。ビジネスを成功させるために、ここが重要です。目先のことにとらわれていると、ビジネスの発展性が失われてしまう。今のことよりも半年後や1年後のことをイメージして、話ができる人はWIN-WINの関係は築ける。
③相手ためにできることを語れる人
相手に対して、いま自分ができることをしてくれる人。できない理由を語られるより、相手のためにできることをしてくれる人は、WIN-WINの関係は築ける。
Taker(奪う人) なのか GIVER(与える人) なのか迷う
相手がTaker(奪う人) なのか GIVER(与える人) なのか、判断に迷う場合は、小さな仕事をその人としてみる。小さな仕事なので、もし相手がTakerであっても不利益は小さくて済みます。相手のことを何も知らないで、大きな仕事を一緒にするのはいいことではありません。リスクが大きすぎます。小さな仕事をいくつもしていくと、この人と仕事をするとメリットが大きいと気づきます。将来に可能性を感じる瞬間があります。
人間関係は、常にリスクヘッジは考えておく。信頼をしていても何かの拍子に、態度が一変することがある。それが人の特徴です。まずは小さな仕事を、そしてそれを積み重ねていく。これが安全な方法です。
まとめ
WIN-WINの関係を築くために必要なこと。以下の3つのポイントをおさえつつ、信頼関係を築いていきましょう。相手がTaker(奪う人) なのか GIVER(与える人) なのか、判断に迷う場合は、影響が少ない小さな仕事を一緒にしてみる。相手から奪うことしか考えない人は、どんなに小さなことでも行動に現れてくるものです。それを見逃さないようにします。
①チカラ関係が同等
②共感できる部分がある
③相手ためにできることを語れる人