会社を辞めたいと思ったとき、するべきことは何か

 
コロナの影響もあるせいなのか、会社を辞めたがっている人が結構いますね。人によって理由はさまざまですが、会社を辞めたいと思った理由は大きく3つあります。

 

 <会社を辞めたい3大理由>

  • お金
  • 仕事内容
  • 人間関係

 

4月、5月は減っていたようですが、6月から少しずつ増えはじめたようです。夏のボーナスが期待していたほど出なかったことが原因なのかもしれませんが、夏から秋にかけてコンスタントに退職を希望する人がいるようです。

 

 
【もくじ】
#1.20代で会社を辞めるとき
#2.理想が高いと見つからない
#3.会社をやめる前にしておくこと

 

 

#1.20代で会社を辞めるとき

20代で会社を辞める選択はありです。
もしこんな会社だったら・・・
 

  • いま勤めている会社の将来性がない。
  • 給料が増える見込みがない。
  • 人間関係が悪く、従業員を大切にしない。

 

こういったことならば、すぐに転職活動をしたほうがあとでいい結果が得られます。とくに業界が衰退しているときは要注意です。リストラ、倒産、廃業などさまざまな問題がでてきます。40代、50代の人たちを見てください。このような会社で働き続けた結果、貧困化してしまい精神も病んで毎日仕事で消耗する人生をおくってしまっています。これは不幸なことです。このようなことになる可能性がある会社は、すぐに辞めた方がベストです。20代でもっとも大切なのが時間です。20代のときに時間をどう使っていくのか、ここが将来を決める分岐点です。このときに失敗してしまうと30代でいい結果がでません。下手をすると年収300万円以下で心身ともに消耗する人生を歩むことになる。

 

チェックするポイントは、いま勤めている会社の先輩社員をよく観察する。特に40代、50代の人たちがどのような仕事をしているのか、どんな働き方をしているのか見ます。自分の将来が見えます。自分を客観的見るようにします。会社に入ると視野が狭くなり、自分が見えなくなってしまいます。転職エージェントに相談するのもひとつの選択肢です。中小企業の経営者に相談するのもいいかましれません。

 

 

#2.理想が高いと見つからない

会社を辞めると、しばられた鎖から解放され自由になった気分になって、いままで味わったことがないようなとても新鮮な気分で毎日をすごせます。会社で働いていたときは、息苦しい毎日だったと感じる人もいたかもしれません。20代では特にこうした感情をいだくものです。
 

思い描いていた仕事と現実とのギャップで心身とも疲れ消耗してしまう人もいるくらい悩みが大きい。仕事を辞めたあと理想の仕事を探そうとしますが、思ったように見つからない。これが率直な感想です。何ヶ月たっても見つかりません。なぜならば理想が高すぎるからです。理想通りの会社はまずないと思って間違いありません。理想を捨てないと仕事は見つからず永遠に探し続けることになってしまいます。

 

最初に入社した会社が、たまたま自分に合わなかっただと思う気持ちもわかりますが、現実は甘くない。実は会社の経営はとても大変で厳しい。簡単に収益をあげられるようなものではない。中小企業の65%が赤字経営で10年生存率1割、という厳しい現実があります。やっとの思いで会社経営をしているといってもいいくらいです。従業員の希望にあわせる余裕がない。さらに言うと、従業員の希望にあわせていたら経営が成り立たないと思ってしまうくらい大変なことなのです。

 

したがって、理想や夢をすてることから始めないと、いい仕事には出会えないと思った方がいい。いい仕事に出会えるためには、労働力としての価値を高めていかないといい仕事に出会えない。つまり人を採用する際、会社にとって有益な人材でないと採用しません。誰でもいいというわけにはいかない。それなりのスキルと経験がないと転職活動は難しい。

 

僕の場合はWEB制作の勉強に3年はかかりました。そのくらいしないと仕事として通用しないからです。希望する仕事を手に入れるためにはかなり大変です。未経験で転職活動はハードルがものすごく高い。最低でも100社くらいは応募する覚悟は必要です。このことを理解したうえで会社を辞める必要があります。会社を辞めればなんとかなると考えない方がいい。目に見える成果や実績がないと転職は難しいのが現実です。できる限り今いる会社で経験を積めることはすべてしておくこと。そして、辞める前に必要最低限の知識は身につけておく。そうすることで転職活動がスムーズにいきます。

 

 

#3.会社をやめる前にしておくこと

1)転職書類3点セットの作成

転職書類3点セットを仮作成でかまいませんので書いてみる。自分のキャリアを振り返ることは大切です。特にポートフォリオは重要です。ほとんどの会社で書類選考があります。書類選考で不採用では先に進めません。

 

● 履歴書
● 職務経歴書
● ポートフォリオ

 

 

2)求人サイトのチェック

求人欄の経験とスキルを要チェック。ここが一番重要です。希望と現実の差があまりにもありすぎると、採用されない可能性が大きい。この差を知ることで、いまの自分のレベルが把握できます。この差が大きいようであれば、この差をうめる努力をしなければいけない。

希望が合えば実際に応募してみる。応募することで自分の市場価値がわかります。市場価値がわかれば、その後のキャリアプランの参考にできます。

 

● 希望する仕事の求人情報をチェックする
● 実際に応募してみる

 
 
 
 

まとめ

 

理想が高いと仕事が見つからない。理想をすてて現実を見るようにします。

会社をやめる前にしておくことは、転職書類3点セットを作成する。特にポートフォリオは重要ですので念入りに作成します。
 
転職書類3点セット

● 履歴書
● 職務経歴書
● ポートフォリオ

 

求人サイトをチェックします。求人欄の経験とスキルをチェックして、希望と現実の差があまりにもありすぎると採用されない。希望が合えば実際に応募してみる。