仕事をスムーズに進めるためのファンづくり、3つのポイント

 

POINT

◆ 第一歩は行動すること

◆ きっかけを作る

◆ 相手の意見を聞いてみる

 

 

意外かもしれないが、あなたのことを支持しているファンは1割、2割はいるという事実。本当なの?と思うかもしれないが事実です。10人いれば1人か2人はあなたを支持してくれます。

ビジネスにおいて支持者がいないということは致命的です。よっぽどのことがない限りそのようなことはありません。今は多様な時代です。価値観が多様化していますのでファンはいます。もちろん好まれる傾向がある人はいます。この人たちは多くのファンを抱えることができます。だからといって、僕らは誰からも支持されないことはない。言葉に出さないが結構好意的だったりします。

 

 

1. 第一歩は行動すること

1割のファンはいます。100人なら10人、1000人なら100人・・・といったように、あなたの考え方や行動に共感してくれる人はこのくらいはいます。なぜ、それが感じられないのか、それは目に見えるかたちで行動をしていないからです。何も行動しなければ、相手に伝わりません。伝わらなければファンになりようがない。ファンづくりの第一歩は行動することから始まります。

 

僕の場合を例にとると、会社で業務改善委員会のメンバーを募集したときのことです。すかさず応募し、そして委員長に立候補しました。ここで自分の考え方や価値観を示し、実際に改善活動をしてみました。すると多くに人から指示され一挙に注目を浴びました。つまり、自分の考えを表現する場がないことが主な原因だったのです。これをきっかけに、次々と関わり合いをもつようなタスクを相手に示していきます。意外と賛同が得られ仕事がスムーズにいった。

 

 

2. きっかけ作りをする

どのようなことでもいいので、きっかけを作り行動してみること。たとえば同僚がデータ整理に手間取っていたら手伝ってあげる。そのときに、ちょっとだけ気の利いたことをして整理したデータを相手に手渡してあげる。これは喜ばれます。注目度がアップします。注意する点は、「ちょっとだけ」です。さりげない工夫をする。出しゃばらいこと。ほんのちょっとでいい。これがあとから効いてきます。

 

注目されるようになると協力依頼も来るようになります。相手からの要請に喜んで応えれば仕事が楽しく進みます。ここまでくるとファンを獲得したのと同じようなものです。

 

 

3. 相手の意見を聞いてみる

 

「いま困っているんだが、キミの考えを聞かせて欲しい」
「こんな感じで仕事を進めようと思うが、意見を聞きたい」

 

こんな感じで話してみると、相手はうれしいものです。ポイントは相手が答えやすいことを訪ねること。あまりにも難解ですぐに答えが出せないようなことは聞かない。相手を困らせるだけなので避けましょう。こうしていくとファンができていきます。

 

 

 

まとめ

 

ファンを作ると仕事がスムーズに行きます。ファンづくりの第一歩は行動することから始まります。どのようなことでもいいので、まず動いてみることです。最初は上手くいかなくても、誰かが見てくれています。何も行動しないで文句を言っている人より、株は上がります。

 

ファンづくりのポイント

1)自ら行動すること

2)さりげない工夫

3)相手の意見を聞く

 

相手からの要請には笑顔で応えましょう。忙しいからできないと断らず喜んで手伝ってあげること。「忙しい」は禁句です。これを使うと上手くいかなくなってしまう。