なりたい自分になる方法、キャリアプランは20代のうちにする

 

「仕事に興味がわかない」
「思っていたような仕事ではなかった」
「やりがいのある仕事をしたい」
「もっと自由に仕事をしたい」

 

望まない仕事を続けるのは、さぞかし苦痛なことだと思います。僕にもそんな時期がありました。そのとき仕事に対する見方を変え、WEB制作の仕事に大転換をはかり今があります。その時期をのがさないことが、素晴らしい人生を築きます。その時期とは20代です

 
 

 
【目次】
1.なりたい自分になる方法
2.自分が目指す仕事とは
3.20代は3つのステージにわけられる
 

 
 

1.なりたい自分になる方法

 
人はこんな人間になりたいという欲求があります。これは人間が持っている基本的な欲求です。しかし多くの人が、なりたい自分になれずもんもんとした状態でいます。あまりにも現実離れしていることだと、思考停止状態になり、何をしたいのかわからなくなってしまうこともある。毎日をただ浪費するだけとなってしまうことも、しばしばあることだと思います。

 

人によってはこれではいけないと思い、本を読んでみたり英会話教室に通ったり、あるいはスポーツジムに通って汗をかいたりする人もいます。行動を起こすことで問題の解決策をさぐろうとする人もいますが、うまくいかないこともあります。今の自分と理想の人を見比べてみて、実現できそうなところから少しづつ始めてみる。いきなりゴールを目指すのではなく、一歩一歩進めていく方がうまくいく。いきなりチャレンジして、途中で挫折することがよくあるからです。

 
 
<ヒントを見つける>
● 興味・関心ごとを書き出してみる。
● 今している仕事を細分化してみる。
● 好きな人の特徴は何か。
● よく見るテレビ番組はどんなジャンルですか。
● 得意なことは何ですか。

 
 

僕の場合、駆け出しのころ大企業のWEBシステムの開発なんて夢のまた夢だ、と思っていました。あまりにもスキル不足で、そんなことなど考える余地もなかった。しかし、毎日少しづつ努力した結果、それが実現した。ムリだと思ったことでも、小さな小さなことを実行していくといつか可能になる。不思議ですね。努力の積み重ねって大事です。

 

STEP1(小さな一歩)

STEP2(小さな一歩)

STEP3(小さな一歩)






ゴール
 
 
1.01の法則
毎日1%努力すると、1年後には37倍になっている。毎日コツコツ努力することで、やがて大きな成果になる、という法則です。
 

 
 
 

2.自分が目指す仕事とは

 
自分が目指す仕事を実現するために考えること。大企業と中小企業ではその方法が違ってきます。大企業の場合、たくさんの部署があるため希望する仕事につける機会があります。しかし、中小企業では限られた部署しかなく希望する仕事につきたいと思ってみても、その会社にいる限り実現できません。転職をしなければいけなくなります。
 
 
・大企業は部署がたくさんある → 希望する仕事につけるチャンスがある → 移動願
・中小企業は部署が限られている → 希望する仕事につけない → 転職
 
 
転職の場合はさまざまなハードルがある。かならず転職が成功するとは限らないのが現実です。希望がかなわなければ、また転職、しかしまた希望がかなわない転職・・・といったように永遠に転職を繰り返していくことになってしまいます。

こうなってくると、十分なスキルが身につかず時間だけが過ぎていくことになってしまう。とても不幸な事態になってしまい、このまま生涯を終えてしまうことにもなりかねません。そこで重要になるのがキャリアプランです。これはとても重要なことです。このプランを間違ってしまうと、人生の選択を大きく狂わせてしまう。

キャリアプランに大きく影響を与える時期が20代です。特に20代後半は大事な時期です。この時期をのがすとかなり大変です。なぜならば30歳を超えるとスキルと経験が問われてしまい転職が難しくなるからです。つまり20代で自分の希望する仕事をみきわめていかないといけないからです。

 

 

3.20代は3つのステージにわけられる

 

第1ステージ:20~22歳:会社選びと仕事選び

第2ステージ:22~25歳:ビジネスの基礎を学ぶ

第3ステージ:25~29歳:スキルと経験を積む

 

① 第1ステージ:20~22歳

第1ステージは20~22歳です。これはめちゃくちゃ大事です。人生でもっとも大事な時期と言ってもいいくらいです。なぜならば、最初に就職した会社(あるいは仕事)が、その後の人生に大きく影響を与えてしまうからです。ここで失敗すると、かなりキツイ。

 

先輩たちを見てください。たとえば、就職氷河期で就職できなかった人が、やもを得ず非正規で働くことになって、その後どうなりましたか。正社員の道が閉ざされ、低賃金で働く羽目になり貧困化してしまいました。真っ先に解雇されるのも非正規社員です。一度職を失うと再就職が困難なってしまいます。なぜならば、だれでもできる簡単な仕事しかしてこなかったため、スキルが身についていません。実務経験がない人は、再就職が難しいのです。結局、最低賃金で働かざるを得ない状況になってしまう。貧困な生活から抜け出せず、毎日地獄のような状態で生活をしなければいけなくなる。

 

どの会社に就職して、どんなスキルを身につけたいのか、ここをしっかり判断して会社選び、職種選びをします。夢や理想で仕事を選んではいけない。これは幻想です。現実を見極めて判断しましょう。大切なことは、市場を見ることです。

 

<会社選びのポイント>

自分の将来にプラスになる会社を選ぶこと。
収入で考えるなら大企業。

生涯賃金:大企業と中小企業では1億円以上の差がある

中小企業:10年生存率1割、赤字経営65%

 

 

<職種選びのポイント>

その会社でしか通用しない仕事や誰でもできる簡単な仕事はさける。

会社は永遠に存在しない。倒産や廃業するものです。その会社でしか通用しないスキルでは転職の際、いかすことができない。さらに誰でもできる仕事は低賃金になる。希少価値がなければ給料が高くならない。これは経済の大原則です。

また時代の変化によって稼げる職種と稼げない職種がでてくる。時代の変化に敏感になり柔軟に適応できるスキルをみにつけること。環境に適応できるスキルさえあればどのようなことが起きても問題を乗り切れる。

 

 

② 第2ステージ:22~25歳

第2ステージは22~25歳です。ビジネスの基礎をこの時期に学びます。このとき誰に学ぶのかによってビジネス感覚が違ってきます。その会社は社風や組織文化によって行動原理が決められています。つまり良し悪しの基準が決まっています。この基準は何よって決まっているのかというと、経営環境によって決められています。

それぞれの会社はその市場に適合しなければ生き残っていけない。あなたが学んだ行動原理はその市場で適合すための基準です。他の産業や職種に転職した場合は違ってきます。かならず市場を見て判断するようにします。

 

 

③ 25歳ターニングポイント

ここで仕事についてのものの見方や考え方を転換できるかどうかによって、その後の人生に影響を与えてしまう時期です。つまり仕事に関する基本的な考えがこの年に決まってしまう。このときにキチンとしたビジネスの仕方をマスターしておかないと、あとあと稼げない状態になってしまう。ビジネスの原理とは何か、ビジネスの基礎をしっかり学んで自分のものにしていく時期。

職種を変えたいのならこの時期です。30歳過ぎてから別の職種に変わるのがとても大変です。たとえばホテルのフロント業務をしていた人が、いきなりWEB制作の仕事をしたいといってもムリな話です。業務をこなせるスキルと経験をしてこなければできません。WEB制作を仕事したいと決めるのが25歳です。これは別の仕事でも同じです。自分はどのような仕事をして生活していくのか決めるのが25歳です。このときに決められないと、一生を台無しにしてしまうかもしれない大事な時期です。

 

 

④ 最後のステージ 25~29歳

この時期は最後のチャンスです。このときをのがすと二度と取り返しのつかない状態におちいってしまいます。転職したい場合はこの時期がラストチャンスです。30歳を過ぎると転職のハードルが高くなってしまい、希望通りの仕事につけない可能性がでてくる。
 
たとえば30歳前半で年収500万円にしたいと思ってみても、20代後半にそれを達成できる経験をしてこなかった人に年収500万円はムリな話です。年収を上げるためには20代後半で努力を積み重ねないといけない。何もしてこなかった人は年収は変わらない。20代のままです。
 
終身雇用が完全に崩壊してしまい、定年まで雇用が維持できない状態です。もはや昭和の時代のようにはいかない。つまり、会社にいるだけでは給料は上がらない時代です。目に見えるカタチで成果をださない限り、年収はそのままです。給料が上がることはありません。給料を上げるためには、20代後半でスキルと経験をしっかり身につけ30代にそなえることが必要です。そのことが、40代50代につながっていきます。それができない人は45歳でリストラ、もしかすると40歳でリストラの時代がくるかもしれません。
 
20代は人生の基礎工事にあたるところです。犬小屋しか建てられない基礎工事をしておいて、60階建てのビルは建てられません。どのような基礎工事をするのかによって、その後の人生に大きな違いがでてしまいます。できるだけ将来の可能性が、広げられるような働き方をするのがBESTな選択です。たとえば、英語を使った仕事はとてもいい選択です。いまはグローバル時代です。英語ができれば、仕事の幅が広がり可能性が世界にあります。

 
 

会社を辞めたいと思ったら、転職書類3点セットを作成しよう

転職書類3点セットを仮作成でかまいませんので書いてみる。自分のキャリアを振り返ることは大切です。特にポートフォリオは重要です。過去の仕事や経験を一度棚卸することは必要です。転職活動では自己分析は欠かせない。今の自分と向き合うために、ぜひまとめて見てください。
 
<転職書類3点セット>
● 履歴書
● 職務経歴書
● ポートフォリオ
 
 
参考:ポートフォリオの作り方(転職エージェント マイナビ クリエイター)
https://mynavi-creator.jp/knowhow/article/how-to-make-portfolios
 

 

 

 
20代の人が会社を辞めたがっているようです。4月、5月は減っていたが6月ごろから増え出しているようですね。コロナの影響なのでしょうか。在宅勤務からオフィス出勤になったことが原因なのかもしれませんね。オフィス出勤に不満を抱いている人がいますので、もしかしたらそうかもしれません。

 
 
 

まとめ

 

いきなりゴールをめざすのではなく、小さな小さな一歩から始める。20代は将来の可能性を広げてくれる大切な時期です。この時期に何をしてきたかによって、人生が大きく変わります。
 

20代は3つのステージからなっている。

 

第1ステージ:20~22歳:会社選びと仕事選び

第2ステージ:22~25歳:ビジネスの基礎を学ぶ

第3ステージ:25~29歳:スキルと経験を積む

 

ターニングポイントは25歳。ここをのがすと、あとがキツクなる。この時期に仕事に対する物見方や考え方を学び転換をはかっていく。20代後半でスキルと経験を積み30代につなげていく。30代で成果を出すためには20代でしっかりと経験を積むことが重要です。これができないと40代になったとき苦労します。