どの分野で稼ぐのか、どのような専門性を身につけるのか、キャリアプランを考える

 
 

仕事選びの5つのポイント
● 需要がある(仕事がなくならない)
● パソコンがあれば仕事ができる(在宅勤務可能)
● スキルが自分の財産になる(他社で通用する)
● 応用範囲が広い(汎用性がある)
● 成長が見込まれる(成長産業)

 
  
 

1.ブログで稼ぐのは至難のワザ

 

ブログ収入1,000円未満が45.3%

 

アフリエイトマーケティング協会の調査によると、ブログで得られた収入1,000円未満が45.3%と極めて少ない収入であった。ブログで収入を得るのが、とても大変なことがわかります。簡単に稼げるようなものではありません。なかには多額の収入を得ている人もいますが、それはごくわずかです。簡単に稼げるようなことがないので注意が必要です。しかも半年や1年で稼げるようになるのは至難のワザです。
 
ブログにかける労力と時間があるのであれば、今している仕事に時間を使った方が絶対にいい。スキルアップをしていくための時間として使っていく方が、現実的です。さらに、キャリアプランを考えるとき、20代から方向性を見定めてキャリアを作っていく方が有利です。ブログのスキルが、どのキャリアにいかせるのか、考えてみると理解できます。

 

 

2.専門性を決めていく

 

自分はどの分野で稼ぎたいのか、しっかりと自分の専門を確立すること。何が自分の専門なのかわからない人は要注意です。なぜならば収入を得るためには専門性が必要となるからです。誰でもできるような仕事に高額な給料は払われない。必ず専門的な知識や技能がなければ高い給料は得られないものです。スキルがとても重要です。

 

このスキルはすぐに身につくことはありません。長い期間をかけて専門性を高めていきます。すぐに身につくスキルは、他者に取って代わられてしまいます。「1万時間の法則」という本では、大きな成功を収めるには1万時間もの練習が必要だ、と書かれています。プロになるためにはそのくらいの時間は必要です。言い換えるならば、継続すること。一夜にして高度なスキルは身につかないので毎日コツコツとスキルを積み上げていくこと。

 

どの分野で稼ぐのか、どのような専門性を身につけるのか、まず最初にこれを決めることから始めます。しかし、自分が何をしたいのか分からない人が実に多い。頭の中で漠然としたイメージしかなくただ何となく思っている感じの人が圧倒的多い。仕事はきわめて現実的で具体的なものです。ここをしっかり見極めることが必要です。このことが将来を大きく左右します。
 

たとえば、IT系エンジニアと言ってもいろいろある。専門分野がわかれています。どこを目指すのかによって求められるスキルが違っています。興味をもったものから始めていく。なぜならば、考え込んでしまうと先に進めなくなってしまうからです。自分に合わないなぁ、と思ったら別の方向を目指してもOKです。IT系はその点融通がきく。
 
 

<IT系エンジニアいろいろ>

● システムエンジニア
● データベースエンジニア
● ネットワークエンジニア
● インフラエンジニア
● セキュリティエンジニア
● バックエンドエンジニア
● フロントエンドエンジニア
● 組み込み・制御エンジニア

 

 

僕の場合はWEB開発です。この分野で稼いでいこうと決めた。「インターネットが普及し、今後ますます発展をとげていく。仕事で必要となっていくことは確かなことだ」と思いホームページ制作から学習し始めた。実際にスマホで手軽に利用されるくらい、今や当たり前のことのようになっています。自分自身にとってみると、このキャリアプランは正しい選択だったなぁ、と思います。WEB系の仕事は需要が、たくさんあり人手不足状態です。スキルさえ磨けば、年収を増やすことも可能な分野です。
 

 
WEBエンジニアのメリット

● 需要がある(仕事がなくならない)
● パソコンがあれば仕事ができる(在宅勤務可能)
● スキルが自分の財産になる(他社で通用する)
● 応用範囲が広い(汎用性がある)
● 成長が見込まれる(成長産業)
 

 

情報サービス業の売上高の推移(出典:経済産業省
 

 

 

3.視野を広げ調べてみる

 

視野を広げて調べてみる。ググってみる。興味ありそうなことをメモ書き程度でいいので書いてみる。何度も繰り返していくうちに、これだと思えるものが見つかります。見つかったら、さらに詳しく調べていく。中小企業だと部署が限られているので移動願を出してみても、希望するところはないかもしれません。副業が認めているところならば、興味のある仕事、関連性のある仕事を探してみて応募してみる。もし失敗してもリスクは少ない。20代のうちならジョブチェンジも可能です。これが45歳でリストラとなり再出発となるとかなり厳しい。スキルと経験は財産になります。将来のことを考えると必ず必要です。
 

 
参考までに、コロナ禍でも事業拡大した業界は次のようなところです。
 

● フードデリバリー
● 医療用品メーカー
● オンライン会議サービス
● オンラインショップ
● 代行サービス(買い物・家事代行など)
● オンライン医療
● オンライン教育
● オンラインフィットネス
● Web面接サービス
● VRイベント
● ゲーム、動画サービス
● オンライン認証
● クラウドサービス

 

 

 

 

4.これからの時代のワークスタイル「本業」+「副業」

 

ワークスタイルは、「本業」+「副業」で考えていきましょう。転職をしても、もちろんいいのですが、コロナ禍で先が見通せないなか必ず転職に成功するとは限らない。今はリスクをとるのは避け、時期を待ちます。副業でしっかりスキルを身につけることを念頭に、キャリアプランを考えることがベストな選択です。
 
これからの時代は「本業」+「副業」で収入を得ていくことになっていく。なぜならば、もはや本業で収入アップが望めなくなってしまっているからです。給料は減ることはあっても、増えることはないと思ったほうが現実的なようです。したがって、減った収入を副業でおぎなっていくことが、時代の流れになっていく。政府の後押しもあり副業解禁の流れは止まらない。
 

パーソル総合研究所によると、副業による平均月収は6.82万円、副業による平均時給は1652.1円となっている。
 
 

 

出典:https://rc.persol-group.co.jp/news/201902120001.html

 

 

 

5.オワコン業界

 
これらの作業は斜陽産業と言われ、衰退の一途をたどっている。産業構造の変化が起きている。時代の変化に乗り遅れた企業は、廃業もしくは倒産していく運命です。
 

印刷業界
広告業界
新聞業界
出版業界
音楽業界
農業
水産業・漁業
芸能業界
テレビ業界(放送・マスコミ)
百貨店・デパート業界
アパレル業界
ブライダル・ウェディング業界
パチンコ・パチスロ業界
造船業界
銀行業界
保険・金融業界
電機メーカー
カメラメーカー
家電量販店
リユース業界(リサイクル・中古)
スキー・スノボー
ゴルフ業界
バイク(二輪産業)
  

 
 

 

まとめ

 

視野を広げて興味がありそうな仕事を調べてみる。そして副業で実際にその仕事をしてみる。人は興味や関心をいだかないことは長続きしないものです。高収入を得るためには専門的な知識や技能が必要です。このスキルはとても時間がかかります。20代ならもし失敗してもリスクは少ない。20代のうちならいろいろとチャレンジできる。