20代は将来の可能性を広げてくれる時期

 

POINT

◆ 20代で何もしてこなかった人は、30代で何も起こらない。

◆ 未経験で他業種に転職するなら20代のうち。

◆ 誰もが異口同音に「ポートフォリオは重要だ」と答える。

 

 

20代は将来の可能性を広げてくれる時期

30代になって給料が低いなぁ、何とかしたいと思ってみても何も変わらない。30代の給料は20代に積み上げた結果が現れているからです。つまり、20代で何をしてきたかが問われる。もし他の業種に転職を希望するのなら20代のうちにした方が有利です。30代になると経験とスキルが問われてしまう。会社は人を採用する際、会社にメリットがある人材を採用します。当然ですがメリットがない人は雇わない。メリットをはかる指標は今までの実績です。面接のとき実績を聞かれます。この実績が問われないのが20代です。20代は将来の可能性をアピールする。どれだけ伸びしろがあるのか、ここがポイントです。経験が浅くても未熟なスキルでもかまわない。しかし30代では困ります。

 

20代は基礎工事のようなもので犬小屋程度しか建てられない基礎工事をしておいて、そこに60階建てのビルを建てたいと思ってみてもムリな話。20代は将来の可能性を広げてくれる時期です。失敗してもいいのでチャレンジすること。20代で何もしてこなかった人は、30代で何も起こらないからです。

 

僕はWEB系で仕事をしていますが、先輩方からも異口同音に「ポートフォリオは重要だ」と答えます。転職するとき必ず応募書類と一緒に提出するのがこのポートフォリオです。これがダメな人は採用されません。書類審査で不採用です。あなたの実績やスキルがポートフォリオで確認できるからです。これを20代でコツコツつくっていきます。どんどんバージョンアップして30代になったとき年収500万円あるいは600万円といった価値を生み出します。

 

 

 

リストラされてもすぐに転職できるスキルを

45歳でリストラされ知識も経験もなくWEB系IT系で仕事をしたい、と思ってみてもかなり厳しい。基礎知識を身につけある程度できるようになるのに3年、そして稼げるようになるまで、さらに2~3年は必要です。45歳からだと50歳になります。50歳からスタートです。

僕のTwitterにSEO対策の投稿をしていますが、SEO対策だけで200~300項目くらい軽くあります。HTML/CSSでWebサイトの制作、もちろんフォトショップやイラストレーターでデザインも行います。PHPで問い合わせフォームやアンケートフォーム、JavaScript、データベース・・・これらを45歳から、しかもイチからとなると想像するだけで地獄の苦しみが待っている。

リストラされることを前提に仕事を考えることが将来に役立ちます。リストラで絶望しないためには、20代から備えておくこと。いつリストラされても、おかしくない時代です。絶対にリストラされないという保証はない。安心してはいけない。解雇されても、すぐに転職できるスキルを磨いておくこと。これを20代から行っておくことが非常に重要です。

 

 

まとめ

 

20代は人生のベースになる時期です。20代で何もしてこなかった人は、30代で何も起こらない。未経験・知識ゼロで他業種に転職するなら20代のうち。20代ならまだ何とかなる。 転職する際、ポートフォリオは重要です。常に最高のポートフォリオを作成できるよう日頃からバージョンアップしておくこと。そして、いつリストラされるかわからない時代です。コロナ禍で会社の収益が悪化しています。今のうちにリストラに備えておくことが賢明です。

 

  •  20代は人生の基礎を築く大切な時期。
  • ポートフォリオは常にバージョンアップし最新のものにしておく。
  • いつリストラされてもすぐに転職できるスキルを磨いておくこと。