リモートワークは1社に縛られない働き方へ進化していく
リモートワークの導入がさらに進み一般的な働き方となったとき、どのような現象が働く側に起きるのだろうか。ポイントは一つの会社に縛られないで仕事をしていくマルチスタイルの働き方になっていく。
リモートワークを実施すると
・自由な時間の増加
・成果主義の浸透
リモートワークになって成果主義が徹底されるとキチンと成果を出していれば、あとは自分の時間を自由に使えることになる。空いた時間を別の仕事にあてることができる。要領よく効率的に仕事をすれば、1日8時間は必要ない。
この考え方を実現するためにはジョブディスクリプションとKPIを明確にすること。欧米ではここがハッキリしている。自分の仕事は自分が責任を持つ。仕事の範囲が明確にされているので、時間が空いたからと言って他人の手伝いはしない。日本はいい意味で家族的経営だったが、成果主義が重要視されれば個人としての仕事が問われるようになる。仕事の範囲と責任が明確なジョブ型のワークスタイルとなっていく。
働く側にとってみるとジョブ型のワークスタイルは、複数の会社の仕事をするのにとても都合のいい働き方である。今の仕事以外に別の仕事がしやすくなる。ひとつの会社に依存しない働き方は、残業代が減った分他で収入を確保することができる。終身雇用が崩壊し、いつリストラされるかわからないときに別収入があるのは安心できる働き方です。仕事ができる人は何社も仕事をかけ持ちした方が稼げることとなる。そうなってくると正社員である必要も減少していく。
以下の条件が整えば1社に縛られない働き方へ進化していく。
3つの条件
- ジョブディスクリプションの明確化
- ジョブ型ワークスタイル
- 成果主義による報酬
まとめ
成果主義が加速すると社員がより個人事業主のような働き方になり、仕事の請負事業のようなスタイルになっていく。会社側は成果さえ出してくれれば問題ないので、今後リモートワークが進めばこの考え方はあり得る。