コロナと共存する時代、ライフスタイルに変革を及ぼす
with コロナの時代に
コロナと共存する時代になるかもしれない。
ハーバード大学の研究チームが「外出制限は2022年まで必要になる」との予測を発表し、長期化する見通しを示した。また、ワクチンの開発も12~18ヶ月くらいはかかるとも言われており、短期間で収束することがなさそうだ。このことからコロナと共存して生活をする方法を考えていかないといけないようだ。
人との接触を極力なくす生活。
仕事
食事
買い物
娯楽
最低限この4つは、今とは異なる方法で維持していかないといけなくなる。
リモートワークが可能なところは仕事がリモートワークへ、出勤しないといけない職種では感染予防をするようなかたちにしていく。食事はケータリングで、買い物はネットショップ、娯楽もネットを利用した内容にそれぞれ消費行動が以前と違った形になっていく。
新たなビジネスも出てくると考えられる。感染予防関連はビジネスチャンスがあるので多くの企業が参入してくると思われる。今はマスクやアルコール消毒液など身近なものが中心であったが、人が混むイベント会場や映画館など対策が求められる。このビジネスは注目される。
これに反して従来のビジネスは縮小するところも出てくる。たとえば不動産事業はそのひとつである。在宅勤務が増えることにより、オフィススペースが減っていくことになる。これによってオフィスの賃貸料をビジネスにしているところは収入が激減する。
例)ニューヨークの総合不動産投資信託会社
ニューヨーク市マンハッタンのオフィスビルの所有、管理しているSLグリーン・リアルティ(SL Green Realty Corp.)の株価が下落。米国では在宅勤務の普及により企業がオフィススペースを縮小している。その結果、不動産管理会社の収益を押し下げている。
まとめ
新型コロナウイルスが収束した後、元のような生活に戻ることはないだろうと考えられる。在宅勤務が大多数を占め、国内外の出張もなくなりZoomなどのデジタルツールを使ったミーティングに置き換えられる。学校教育もオンライン中心の教育になり、教室で一斉に授業を受ける形式はとらなくなるかもしれない。今までの常識が一変するような時代がくる可能性は十分考えられる。一度コロナに飲み込まれた世界は元には戻らない。世界観や価値観が大きく様変わりする事態がもうそこまで来ている。