増えない給料を増やす方法、スキルを身につけIT業界へ
「給料が増えない。この先増える見込みもないし、どうすればいいのか」
「10年後の未来が見えない。心配だ・・・・」
「サラリーマンの悩みは尽きません」
そんな人におススメしたいのが、自分自身で稼ぐ力を身につけること。いろいろな仕事がありますが、IT関連がいいと思います。IT関連の仕事はなくなることはありません。知識を身につければ安定的に収入を得ることができる仕事です。また給料も高く人材不足なので容易に転職が可能です。基礎を3ヶ月でマスターし、実務に近い内容で1年間学習すればOK。これで年収が増えます。
【記事の内容】
1.日本の階級社会の実態
2.平均昇給率
3.平均給料の推移
4.Portfolio(ポートフォリオ)の作成
5.転職するならIT業界
6.自己投資を惜しまずに行う
#1. 日本の階級社会の実態
日本の階級社会の実態を見てください。日本の格差や貧困の問題をわかりやすく解説している本が、橋本健二著書『新・日本の階級社会』です。ここまで格差が広がっていることに、正直驚いています。人手不足が深刻な労働市場でスキルを磨けば、上の階級へ行くことは可能です。誰でもできる仕事は機械やロボットに取って代わられます。外国人労働者もさらに増えていきます。問題解決の近道はスキルを磨くこと、この一言に尽きます。
労働者人口
資本家階級(経営者) 254万人(4.1%)
新中間階級(管理職・専門職) 1285万人(20.6%)
労働者階級(単純事務職・販売職など) 2192万人(35.1%)
アンダークラス(非正規労働者、パート・アルバイト)929万人(14.9%)
旧中間階級(自営業) 806万人(12.9%)
個人の平均年収
資本家階級 861万円(従業員30人以上)
新中間階級 499万円
労働者階級 370万円
アンダークラス(非正規労働者)186万円
旧中間階級 303万円
出典:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54298?page=3
#2.平均昇給率
平均昇給率は中小企業だと1.45%です。
計算してみると
給料20万円の場合、昇給額は2,900円です。
給料25万円の場合、3,625円
給料30万円の場合、4,350円
になります。
10年経っても月1~4万円しか増えない。これはあまりにも酷です。
しかも、ここ数年の年収の推移を見てみると絶望的な事実がわかります。
日本企業の平均昇給率
中小企業:1.45%
大企業:2.59%
公務員:1.66%
出典:リクナビNEXTジャーナル
#3.平均給料の推移
国税庁 民間給与実態統計調査結果によると以下のような推移を示しています。過去の推移から平均年収はほとんど変わらないことがわかります。
今のままだと10年経っても20年経っても、ほとんど年収は変わらない、と言っても過言ではありません。もちろん、これは平均的な話ですのですべての人に当てはまる話ではありませんが、役職手当によって変わってきますし、業種によっても変わってきます。一部上場の大企業ではざっと100から150万は違ってきます。
さらに、その会社でしか通用しないスキルだったり、誰でもできる仕事だったりすると、会社の業績が悪くなりリストラされたとき転職が難しくなります。一般的な話ですが、「給料が低い仕事は、労働価値も低い」と考えるべきでしょう。そのままの状態で転職しても同じ給料になってしまいます。したがって、他社でも通用する高いスキルを身につけておくことが大切です。
給料が低い仕事 = 市場価値が低い人材
あなたの労働価値がどのくらいあるのか、民間の転職会社に評価してもらうといいかもしれません。あまりにもショックが大きく、立ち直れないくらいになってしまう人もいるかもしれませんが、事実は事実として受け止めることが、これからのことに役に立ちます。
あなたの労働者の価値を高めるためには、成果を示せることです。これが大前提です。誰の目から見ても納得のいく具体的な成果を示せれば、社内だけでなく外部の会社からも評価されます。
#4.Portfolio(ポートフォリオ)の作成
「ポートフォリオ」という言葉を聞いたことがありますか。
Portfolio(ポートフォリオ)とは、折りかばん、書類入れ、書類入れの中の書類などの意味がありますが、転職活動では面接に行くときに自分のスキルをアピールするための資料をまとめたものです。
僕の場合だと
ホームページのデザイン
チラシ、ポスター、ロゴ、キャラクターデザイン
WEBシステム設計図・概要書
プランニングシート
WEB解析レポート
などです。
市場価値はこれらのことで決まってしまうことが多々あります。
もちろん人柄など人物評価もありますが、具体的な成果を示せることが重要です。今の会社を見渡して希望する仕事がないようであれば、転職すべきです。10年後どうなっているかわかりませんが、会社はある日突然変わったりしません。先輩社員がどのような仕事をしているのか、会社の事業戦略はどうなっているのか、ひとつひとつ見ていくと将来像が見えてきます。
#5.転職するならIT業界
業界が伸びているので、将来の不安がなく給料が高い。慢性的な人材不足なので売り手市場です。具体的には、「プログラミング」「WEBマーケティング」「WEBデザイン」などあります。プログラミングの基礎を3ヶ月でマスターし、実務に近い内容で1年間学習すればOKです。これで給料は増えます。プログラミングが苦手な方は、WEBマーケティングやWEBデザインでもOK。ITのスキルのいいところは、学んだことが自分の財産として残ることです。一生ものです。学んで損はありません。
IT業界
平均年収 573万円
月間総労働時間数 175時間(うち超過実労働時間 19時間)
※厚生労働省「平成26年賃金構造基本統計調査 情報サービス業」
#6.自己投資を惜しまずに行う
本はコスパがいいので、どんどん買って学習しましょう。
年間50冊で
2500~3000円 X 50冊 = 12~15万円/年
やや負担感がありますが、すぐに元が取れます。
目標設定:イメージを持つ
環境設定:学習環境を整える
基礎知識:基礎知識を習得する(eラーニング・書籍・セミナー)
実践練習:実務に近いトレーニングを実施する
おススメのサイト【初心者でも安心】
● 初心者向けプログラムオンライン学習サイト プロゲート
● 1レッスン3分で学習できるサイト ドットインストール
【HTML/CSS基礎】
下記の教材で学べは十分理解できます。
【悩んでしまって先に進めない方へ】
ブログを始めてみてください。記事をまとめる力がつきます。無料でできる手軽な手段です。ブログを始めるといろいろなことに気づかされます。メリットは大きい。チャレンジできる方は、ワードプレスを使ってブログを作成してみる。これも練習のひとつです。実はワードプレスの案件も結構あります。収入としてはそれほどでもありませんが、学んで損はありません。書籍もたくさん出ていますので学習しやすい。ググってみてもOK。
ワードプレスの始め方
1)レンタルサーバーをかりる
2)独自ドメインを取得する
3)ワードプレスをインストールする
4)テーマを選ぶ※
5)設定/カスタマイズ
6)ブログ開始
※無料のテンプレートがたくさんあるので選択する。
まとめ
このままの状態では10年後も同じ給料です。給料が増えるためにすること。それはスキルを磨くこと。市場価値を高めることで年収は増えます。IT関連なら学習する環境は整っているので、割と苦労せずにスタートできます。1年間の学習でIT業界で働くことは可能です。また、副業で収入を得ることもできます。
本はコスパのいいスキルアップのため必需品。お金と時間が節約でき知識を身につけることが出来る優れもの。自分のレベルに合った本を探し学習する。試しに1冊買って読んで見ると、意外に難しくないと感じるかもしれません。さらに無料のオンライン学習サイトを利用するのもひとつです。