顧客ターゲットを絞り込みニッチな市場をねらう

 
コロナの影響で給料も激減、夏のボーナスも期待できない、今年の年収は最悪だ。となげいても問題は解決しません。ローカルの市場はまだ手付かず状態です。この市場でいち早くポジションをとって稼ぐことが期待できます。

 
 
POINT
◆小さな市場で考える
◆顧客は少人数
◆簡単なサービスから始める

 
 
顧客ターゲットを絞り込む

最初にすることは顧客が誰なのかをイメージすることです。ここを失敗するとあとで苦労します。よくやってしまうことは、あまりにも広すぎる顧客層と商品をターゲットにしてしまうこと。

 

たとえば
OLさんをターゲットにした身だしなみグッズの販売。

 

とても漠然としていてハッキリとした具体的なイメージがつかめない。OLさんと言ってみても、年齢に幅がありますし、身だしなみグッズとは何か。そもそも身だしなみは何を指しているのかハッキリしません。

 
そこで、シュチュエーションで考えてみる、地域で考えてみる、年齢で考えてみる、家族構成で考えてみる・・・などイメージをふくらませてみる。

 
 
シュチュエーションを考える

  • 顧客訪問
  • 通勤
  • 彼氏とデート
  • 友達との会食

 

地域で考えてみる

  • 東京品川駅
  • 横浜中華街
  • 東京ドーム

 

年齢で考えてみる

  • 新卒社員
  • 20代前半
  • 30歳前後

 

家族構成で考えてみる

  • 独身
  • 新婚
  • 既婚(子ども1)

 

イメージ
就業後、20代前半の独身OLで彼氏とデートで横浜の中華街で食事をする。
この場合は、食事をしたあと口元の身だしなみに役立つグッズを販売する。

 

できる限り絞り込みターゲットを明確にする。こうすることによって、競合他社の商品と差別化ができます。さらに差別化するところは1カ所ではなく複数あると強い。色がカラフルで、形状がユニーク、詰め替えできる・・・。

 

ターゲットにする顧客人数は絞る

  • 日本全国より横浜駅周辺
  • 若者より大学生

 

たとえば
英語教室の場合
全国1万人を顧客にするより、地元の100名の生徒さんを対象にする。

 

商品・サービスも絞り込む

  • 商品点数100よりも10にしぼる。
  • 商品点数を1個にしてオプションを3つ用意する。

 
 

 

まとめ

 

顧客や商品・サービスを絞り込むと、他社優位性が高くなる。つまり競争相手が少なくなる。その市場でナンバー1になる可能性が高くなる。できる限り絞り込むことが大切です。ただし、あまりにも絞りすぎてしまって需要がないような商品やサービスを販売してもいけない。ここは注意が必要です。必ず需要があるニッチなところで攻める。Googleはローカル検索にチカラを入れ始めています。できる限るしぼりこみローカルなところで戦略を考えた方が、ポジションを獲得できる確率が高くなる。