自分のペースに引き込む応酬話法
話し合いが上手くいかず苦労したことはありませんか。
相手が話をかく乱して事がうまく運ばず、いい結果が得られない。忙しいことを理由に断られ仕事に影響を受けてしまい困った。そんな人のための対処法として、切り返し話法あるいは応酬話法という話し方をご紹介します。
人を説得する近道は自分のペースに引き込むこと。切り返し話法あるいは応酬話法はとても便利は対処法です。いざというとき役に立つ話し方です。
- いま忙しくてダメだ。 → では、いつがよろしいですか。
- 自分がやったらどうか。 → キミでないと出来ないんだ。
- 前例がない。 → 初めてのことに前例があるはずがない。
- 時期が悪い。 → だから、いまがチャンスです。
- キミはわかっていないね。 → ですから教えてください。
- それは正論だな。 → 現実を踏まえた上で申し上げています。
- 今のやり方で上手くいっている。 → それがもっといい方法があります。
- そんな話、誰が聞いてもムリというよ。→ たとえば誰がムリと言っていますか。
- もうこの話は終わりにしてくれ。→ もう一度、最後のチャンスをください。
こんな感じで、自分のペースに持っていく。そして話を元に戻し説得を試みる。100%上手くいくとは限らないが、少しでも可能性があればこの方法も悪くはない。機会があれば試してみてください。