【TikTok売れ】 新たな時代が始まった 流行を生み出す爆売れの法則

 
 
「なぜ、TikTokがここまで人気を得られたのか」
 

今年、Z世代に大人気になったSNSがTikTokです。若者Z世代が、もっとも使うソーシャルメディアがTikTok。TikTokで知った商品が若者の心をつかみ、爆発的に売れた商品があるくらい影響力を持っている。地球儀の形をした地球グミという商品は、TikTokから火がついた。今年の流行語大賞にも選ばれた人気商品です。TikTok売れ現象が、今起きている。
 
 
 
POINT
◎バズりやすいアルゴリズム
◎スマホで投稿できる手軽さと加工しやすさ
◎新しいトレンドが生まれやすい仕組み
 
 
 

 
【目次】
1.TikTokがZ世代に人気になった理由
      ① バズりやすい
      ② スマホで投稿できる手軽さ加工しやすさ
      ③ 新しいトレンドが生まれやすい
2.時代は短尺動画へ
3.ビジネスチャンスの可能性が大きい
      – 認知度を高めることができる
      – 商品のレビュー動画
      – TikTokをきっかけにヒットした事例
4.TikTokの動画で直接収益化できるのか
 

  

 
 

1.TikTokがZ世代に人気になった理由

 
① バズりやすい

TikTokの魅力は、圧倒的な拡散力です。新規ファンを獲得するのに都合のいいSNSです。TikTokのアルゴリズムが、多くの人に見てもらえるような仕組みを取り入れている。同じ動画配信のYouTubeと比べると、バズり方の違いがハッキリわかる。YouTubeは多くの人に見てもらうためには、半年とか1年とかかかってしまう。しかも、多くの人は数千人程度の規模です。100人の登録者を得るのも苦労するくらい難しいSNSです。これに比べると、あっという間に数万人の人に見てもらえ、フォロワー数も獲得しやすい。1年かかるようなことはない。新規参入障壁が低い。ユーザーからすると、多くの人にすぐに見てもらえない動画を投稿しても意味がない。今、そのときの動画が重要であって数ヶ月後ではない。

 
しかも、TikTokは、使えば使うほど自分にピッタリのコンテンツが自動的に表示される。ユーザーの好みを理解し、同じ属性のコンテンツを流すようにしている。そのため、関心度が増し興味をいだかせるように工夫されている。アプリを開いた瞬間から、検索しなくても自分好みの動画が見れる。TikTokは、リコメンド機能が優れている。リコメントとは、ユーザーの好みを分析して、ユーザーが求めている情報を表示する仕組みのこと。
 

 
② スマホで投稿できる手軽さ加工しやすさ

スマホで投稿できる手軽さから、コンテンツの数が劇的に増えた。TikTokは縦向き動画なので、スマホで撮った動画をそのまま投稿しても問題なく見れる。YouTubeはサイズが合っていないので見にくい。また、文字入りが容易にでき、音声のナレーションや音楽もつけられる。画像加工アプリにも対応して編集方法が多彩なところが人気を得ている。
 
TikTokは、女子高校生など若者だけが使うSNSだというイメージを持っている人が多いと思うが、実は今利用者が増え他の世代にも広がっている。もはや、若者だけということではない。以前は、コンテンツと言えばダンス動画がメインだあったが、今は日常生活に役立つ情報や商品紹介など、さまざまなコンテンツが投稿されるようになってきている。
 
 
※YouTubeはメニューにショートタブが追加された。これでショート動画が、見れることは見れるが、、、ユーザーの反応はイマイチのようだ。
 
 
③ 新しいトレンドが生まれやすい

ついこないだまでバズっていたものが、もう沈下して新しいトレンドが生まれてくる。情報の新陳代謝が激しい。次々と新しいものが出てくるのであきない。若者からすると、その新鮮さがたまらない。潜在ニーズを探し出すようなことを日々している。バズらせるためには、どこにもない個性的な動画が人気になる。そのユニークさが、新しいトレンドを生み出している。TikTokは、トレンドを生み続ける仕組みができている。
 

ユニークな投稿をたくさん出すことで、その中からバズる投稿が出てくる。他のSNSにはない、バズる楽しさがある。バズることによって、若者の承認欲求が満たされる。承認要求が満たされれば、また使いたくなる。投稿数をもっと増やそうとする。承認要求を求めて利用者も増えてくる。TikTokは、いま世界で大ブームです。TikTokの人気は衰えることはない。
 
 
2021年9月27日発表された記事によると、TikTokの全世界で月間アクティブユーザー数が10億人を突破した。
 


 
出典:https://newsroom.tiktok.com/en-us/1-billion-people-on-tiktok
 

 
 

2.時代は短尺動画へ

 
1~3分程度の短い時間で表現する動画が、これからは主流になっていく。大量のコンテンツがある。これをすべて見るのは大変です。なるべく時間をかけずに、自分にとって有益な情報を得たい。長い時間かけないと判断できないコンテンツは好まない。労力をかけずに短時間で判断できる短尺動画は、効率がいい。TikTokは、まさに今の時代にマッチしたプラットフォームです。
 

・短い時間で理解できる
・文字を読む必要がない
・加工できる動画が魅力
 

動画の時間が短いため、企業の広告動画がはさめない。そのため、YouTubeのような広告収益が得られない。この点が大きな問題です。TikTokだけで収益を確保するのが、きわめて難しい。
 

2021年3月からTikTokの投げ銭機能TikTok LIVE Gifting(ギフティング)※が実装され収益化が可能であるが、まだまだ認知度が低くライブ配信をしている人は少ないようです。
 
※20歳未満は利用できない
 

 

 
 

3.ビジネスチャンスの可能性が大きい

 
認知度を高めることができる

TikTokはバズりやすいSNSなので、認知度を高めることができる。短期間でPR効果が期待できる。新規ユーザーを獲得しやすい。認知度を高められたら、YouTubeやECサイトへ誘導できる。また、反応率がいいのも特徴です。いいと思ったもは、あっという間に拡散するので、他のSNSに比べるとユーザーの反応率がいい。
 
・広告宣伝だと思われないように、普段のなにげない雰囲気で動画を投稿する。
・オチを考える。突っ込みどころがないと、話題にならない。
 

利用者の年齢層が中高生が使うイメージがあったが、今は社会人の利用者が増え始めている。年々利用者の年齢が上昇している。企業側はこの傾向に注目し、TikTokを活用したマーケティング戦略を考え始めている。米ディズニー社は、SNS戦略強化のためTikTokクリエイターの求人応募を始めた。日本の企業でも、同様の動きが出るかもしれない。
 
 
日本のTikTok利用者(博報堂「コンテンツファン消費行動調査」2021年版
10代 24.4%
20代 23.8%
30代 17.3%
40代 14.1%
50代 10.7%
60代   9.4%

 
 
商品のレビュー動画

TikTokは、Twitterやインスタなどに比べると、多くの人に見てもらえる。そのため宣伝効果が大きい。コンテンツのつくり方を工夫すれば、ビジネスチャンスが眠っている。商品のレビュー動画は、もっとも可能性がある。この商品を実際に使ってみたといった内容の動画は、これから商品を購入しようと考えている人なら参考にしてもらえる。購買行動に結びつきやすい。膨大なコストをかけなくても、宣伝できる点は活用できる。
 
TikTokの場合は、一般消費者が作成した動画が親近感がわき、自分ゴトとしてとらえてくれる。そのため、反応率が高くなる。プロのクリエイターが作成した動画より、宣伝効果が圧倒的に違ってくる。一般ユーザーが投稿する商品のレビュー動画は、無視できないところまできている。企業は、ユーザーとどう関わり合いを持っていくのかが、いま問われている。
 
 
米フォーブス誌によると、チャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)は自身のアパレルブランドをTikTokで宣伝して、2021年の収入は1750万ドル(約19億9800万円)を稼いだ。TikTokのフォロワー数は1億3300万人。TikTokフォロワー数世界1位、現在17歳(2021/11時点)。
 
 

出典:Forbes Top-Earning TikTok-ers 2022
 
 
 
TikTokをきっかけにヒットした事例

① 小説『残像に口紅を』
筒井康隆著、小説『残像に口紅を』がTikTokで再ブレイクし、たちまち若い世代に広まり8万5000部の重版となった。
 

 
 
 
② ファイブミニ
TikTokの投稿がきっかけでファイブミニの売上が突如2倍
 


 
 
 
③ YOASOBI『夜に駆ける』
YOASOBI『夜に駆ける』がTikTokで多くシェアされた。この曲はTikTokをきっかけに、バズって多くの人に聴かれ人気となった。若者のファンが圧倒的な多く、NHK「紅白歌合戦」にも出場した。CDを発売しなくても、SNSだけで視聴され驚異的な成功を収めている。
 

 

 
 

4.TikTokの動画で直接収益化できるのか

 
YouTubeのようにコンテンツの中に企業広告が挿入され、直接収益できる仕組みがない。そのため、視聴回数が多くてもお金は入ってこない。その代わりに、TikTokにはクリエイターに対して Creator Fund があります。このファンドを利用することで、クリエイターにお金が入ってきます。残念ながら、現時点では日本はファンド申請ができない。元々動画が短いため、コンテンツの中に広告をはさむのが難しい。たとえば、1分中30秒が広告となると、ほぼほぼCMを見ているようになってしまう。
 
 
▼ファンドを利用するための要件

・18歳以上であること
・イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアが拠点であること
・フォロワーが最低1万人いること
・30日以内で10万回以上の再生回数があること
・TikTokのガイドラインと利用規約を遵守したアカウントであること
 

 

 
出典:https://newsroom.tiktok.com/en-gb/tiktok-creator-fund-your-questions-answered
 

 

 

まとめ

 

新たな時代に突入したTikTok。今や若者だけが使うSNSではなくなった。TikTokは、潜在ニーズを掘り起こすSNSとなっていく。流行に敏感な若者だけにとどまらず、企業もTikTokに新たなマーケットを求め始めている。TikTokをきっかけに爆売れした商品が出てきている。もはや、TikTok売れが、新たな時代を切り開く先駆者になる日が近い。
 
TikTokの特徴
◎バズりやすいアルゴリズム
◎利用者が爆増、利用する世代が拡大
◎新しいトレンドを生み出すSNS

 
 
TikTokは、多くの点でビジネスチャンスが眠っている。広告宣伝や求人広告など可能性は大きい。工夫次第でいくらでも、ビジネスに活用できる。