悩みを解決する重要な要素
人はどのようにして問題を解決するのか。
そのときに重要なポイントが3つある。
それは「問題を認識する」「試行錯誤」「広げる」である。
問題解決の流れ
- 普段の生活
- 何か問題があった
- 解決しようとする
- 情報収集をする
- 解決方法を手に入れる
- 行動に移す
- 試行錯誤
- 解決
- 広める
1.普段の生活
普段の何気ない生活を送っている。特に何かトラブルや気がかりなことがなければ日常生活は継続していく。しかし不思議なことに、何かが起きる。これをどう見るか、どう解釈するかによってその後の行動が決まってしまう。
2.何か問題が起きる
その瞬間の出来事を問題と認識すると、それが問題と考えるようになる。
3.解決しようとする
そして、その問題を解決しようと考える。
4.情報収集
誰かに相談したり、インターネットで調べたりして探索行動をとる。
5.解決方法を手に入れる
その後、解決方法を見つける。
6.行動に移す
解決方法がわかれば、それに従って行動する。
7.試行錯誤
簡単に解決できることもあるが、なかには容易に解決できないこともある。ここで試行錯誤を繰り返す。
8.解決
試行錯誤の末、問題が解決される。
9.広める
上手くいったことを人に話す。
3つの重要なポイント
ここでいくつか重要なポイントがある。
それは
「問題を認識する」
「試行錯誤」
「広げる」
の3つです。
◆ 問題認識
その出来事を問題としてとらえなければ、そのままスルーされてしまう。人によって問題のとらえ方や解釈が違っている。価値観の違いは、どうしても起こってしまいます。ここが大きな分かれ目です。認識の違いで、その後の人生が変わってしまう。
物事を多面的に見る。画一的に考えるのではなく、さまざまな側面から見ます。今まで気づかなかったことが、気づくようになります。
◆ 試行錯誤
解決の段階に入ると、人は試行錯誤を繰り返します。物事は単純ではありません。簡単に解決できないことがほとんどです。実はここであきらめる人が多い。困難な問題でもあきらめずに挑戦続けられるかが重要です。
◆ 広げる
問題が解決すると、その内容を成功体験として人に話す。広めようとします。SNSの普及にともなって容易に情報を拡散することができます。多くの成功体験者はこのことをします。困難な事であればあるほどその傾向は強い。失敗談でもかまわない。ストーリー性は大事です。人はそこに物語があると、強い印象が残る。それが個性となって記憶に残る。記憶に残るとブランド化されます。
価値を高めるためには、ブランド化した方が得です。他と違ったところをストーリー仕立てで語るようにします。他の人と似たような内容だとブランド化されないので、違っとところを見つけ出します。
まとめ
普段から何を考えているのか、そのことが物事を解決に向かわせる原動力になっているように思う。人はすべての事柄に対して認識できない。問題と認識できる範囲が極めて限定的。同じ問題でも解決方法も人によってそれぞれ。人は様であるけれども、問題を解決したいと思うことは変わらない。
問題解決することによって、人は豊かな人生を手に入れることが出来る。このことは共通です。素晴らしい人生を送るために、普段から問題意識を持っていることが大切です。