一度決めたことでも軌道修正しても問題ない

 

「一度決めたことは最後までやり通す」という考え方は、いいことではあるが、時と場合によっては一度決めたことでも上手くいかなければ、一度やめて軌道修正してもいいと思う。大事なことは、最終目標をどこに設定しているかによって変えていく。
 
 
 
【目次】
1.手段を変える
2.一度立ち止まって考え直す
3.目的をハッキリさせる
 
 
 

1.手段を変える

 
手段とは、目的を達成するための方法です。目的が達成できれば、今していることをドンドン変えてみても問題はありません。ひとつのことにこだわって、目的達成に時間がかかるようであれば、別の方法に変えてみる。臨機応変に物事をとらえていくことができる人は、達成スピードが圧倒的に早い。

 
やってダメなら次、またやってダメなら次・・・というようにやり方をドンドン変えていく。数多くこなすことで、そのなかにひとつくらいはヒットするものがある。実際のところ、やってみないとわからないことが多々ある。ひとつのことにこだわらず、いろんな方法を試してみるのが、成功への近道です。
 

 

 

2.一度立ち止まって考え直す

 
うまくいかなかったとき、人は他人のせいにする傾向がある。自分自身に原因があるとは、考えない。その結果、上手くいかないにもかかわらず、そのことをやり続けてしまう。時間と労力をムダに使ってしまう。時間は有限なので、一度立ち止まって考え直すことは必要です。

 
上手くいかなくても素直にその事実を受け入れる。次のステップにスムーズにいくためには、失敗を認め自分を許す心が必要です。これができないと前へ進めません。過去にとらわれて、身動きがとれなくなってしまう。こうなってしまうと最悪です。そうならないためにも、許す心を持ちましょう。
 
 

 

3.目的をハッキリさせる

 
まず最初にすることは、目的をハッキリ決めること。ここがブレていると、何をしていけばいいのか判断が狂ってしまう。最短で目的を達成するためには、ゴール地点を明確にする。そのときの気分で何となく始めてしまうと、後々いい結果が出ないこともある。人は気分に左右されるので、ブレない姿勢が重要です。
 

目的・・・手段1・・・結果NG
↓(手段2に変える)
目的・・・手段2・・・結果NG
↓(手段3に変える)
目的・・・手段3・・・結果NG




↓(手段Nに変える)
目的・・・手段N・・・結果OK

 

この3つのステップを十分理解し、上手くいかなければ臨機応変に手段を変えていきましょう。手段は目的を達成するためのもです。やってダメなら、別の方法を試してみる。より多く試すことで、成功の確率が高まる。同じことをズーと続けるのは良くない。時代は常に変化しているので、臨機応変に変えていく方がいいでしょう。同じことを続けていると、いつしか手段が目的になってしまい、その手段(仕事の進め方)を永遠にやり続けてしまう。目的を達成する方法は、いくらでもあるので画一化しないことが、今の時代大切です。

 

 

 

まとめ

 
「一度決めたことは最後までやり通す」という考え方はいい面もあるが、やってダメなら考え方を見直すことも時には必要です。大切なことは、目標としていたことにたどり着くことです。そこへ到達するための手段はたくさんあります。いろいろな方法を試すことで、もっともいい方法で目的が達成されます。柔軟な対応ができることが、最短で目的が達成されます。