音声メディア、パーソナリティもコンテンツの一部

 
2021年は音声メディア元年、生き残る秘訣はパーソナリティだった。
個性をどれだけ表現できるかが勝敗を決める。
 

 
<生き残るための3つの特徴>
・話し方のテンポがいい
・声が魅力的
・ワードのセンスがいい
 

  

 

01. 強烈な個性であればあるほど印象に残る

SNSをみると個性がある人は、目にとまり人気が出ているのがわかります。フォロワーも多く話題に事欠かない。インターネットの世界では同じような考え方や性格では、他の人との差別化が難しく特徴がつかめず印象に残りません。強烈な個性であればあるほど印象に残るし、おもしろみもわきます。

 

自分の個性を出さない人は、インターネットでは人気がでない。音声メディアはそのことがはっきりわかります。人の声や話し方は個性があらわれます。このコンテンツ(音声メディア)のどこが好きと聞かれると、パーソナリティと答えるのではないでしょうか。それだけ音声メディアでは個性が重要なことだとわかります。
 
 

 

02. 音声メディアではパーソナリティが勝敗を決める

YouTubeでは動画が重要な位置づけです。話し方も大切ですが、多少話し方が悪くても動画でカバーできます。動画の質がよければ多少話し方が悪くても問題なく視聴率はとれます。しかし音声メディアでは個性そのものが表現されてしまいます。パーソナリティが嫌いな人では、そのコンテンツを人は聴こうとは思わない。コンテンツの質よりも、その人の人となりが好きだからです。語り口調が大きく左右されてしまう。

 
外国人が関西弁をしゃべると興味をもってしまいます。聞いていて楽しい。標準語を話されるよりも個性的が出て好きになります。方言も個性の一部なので、遠慮せず話してみると意外に人気がでます。
 
自分のことが嫌い、という人もいるかもしれませんが、あなたのことを好きな人はたくさんいます。言い換えると、パーソナリティもコンテンツの一部と考えることができます。したがって、個性的な表現をだすことが、最もいいコンテンツだと言えます。
 
 

 

03. 個性の出し方

普段通りに話す。これだけです。飾る必要はない、素のままで表現する。個性はあなただけのものです。それを使わない手はない。つくられたおもしろさより、自然なおもしろさの方が各段に好まれます。遠慮せずにどんどん出しちゃいましょう。日本語は表現方法が多様なので、個性が出しやすい。語尾をちょっと変えただけでも、個性がでちゃう。日本語はそれだけ魅力的です。たとえば、「ねぇ」「だよねー」「~の」「~みたいな」「って感じ」などさまざま。

 
自分のこと表現するにも
 
わたし
おれ
ぼく
あたい
自分
小生
おいどん
俺っち
おいら
手前
我輩
ウチ
当方
わし
おら
あっし

など
表現が多彩。
 

これは日本語の特徴です。この特徴を最大限に使ってパーソナリティをつくっていきます。やや表現がオーバーかなぁと思うくらいが、ちょうど良かったりします。2021年は音声メディアの元年です。文章がへたな人、顔出しがイヤな人にとっては絶好のチャンスが来ました。時代の波に乗ることが成功の秘訣です。

 
 

 

 
 

04. セルフ ブランディング

音声SNSでは、セルフ ブランディングがちょー重要。自分自身をひとつの商品のように考え、リスナーに対して自分の価値を示す方法です。自分自身をどうアピールしてブランディングしていくことができるのか、ここが勝敗を決めてしまう。自分自身を他者と差別化して、興味をもってもらう。

 

音声コンテンツの特徴は声です。声のトーンによって、リスナーに与える印象が全く違います。声は”人となり”が、わかってしまいます。つまり人柄です。

「あなたの人柄が好き。だから、ファンとなってコンテンツを聴く」

となるわけです。
同じ内容でも、Aさんなら聴くけど、Bさんではダメ、となるのは人柄によるところが大きい。直接話をすることによって、性格や思考などその人に性格が見て取れます。それがリスナーの心に届きます。

 
 
 

05. 音声コンテンツ成功のカギ

パーソナリティが決め手です。個性を遠慮なく出すことが ”成功のカギ” です。個性は誰にも代替えがきかないあなただけのものです。ここを洗練していく。個性をみがくことで多くのリスナーを獲得することができる。

 
<話し方と性格>

「高い声 × 速く 」 → 若々しく活発な印象を与える
「高い声 × ゆっくり」 → 優しさと相手に寄り添うよう気持ちを感じる
「低い声 × 速く」 → テキパキと仕事をこなすイメージを与える
「低い声 × ゆっくり」 → 風格があり信頼感を相手に与える

 

 

音声コンテンツは「聞きながら~をする」傾向があるので、ライト感覚で楽しめるコンテンツが多くのリスナーを獲得できる。気軽に参加でき楽しめる内容が好まれます。
 

 
 

まとめ

 
2021年は音声メディア元年。リスナーに好まれる秘訣は個性を表現すること。パーソナリティが大事です。パーソナリティもコンテンツの一部と考えます。個性の出し方は簡単です。普段の自分を出すだけ。いつもと変わらないトークで話すだけです。あなたのことを好きな人はたくさんいます。飾らない自分を出すことでファンがつきます。