Z世代が重視している働き方

 

若い世代が会社を辞めたがっている。コロナで働き方に敏感に感じ取っているZ世代はいま何を重視ているのか。会社選びに重要な要素から利益を生み出せる企業の特徴が読み取れる。
 
 

Z世代18~25歳が重視している働き方

1.多様な働き方ができる制度がある
2.社員一人ひとりを尊重する企業文化
3.多様な人材が活躍できる組織

 

 

1.多様な働き方ができる制度がある

リモートワークや時間短縮、休暇制度などさまざまな働き方が制度として備わっている企業が、Z世代には好まれます。コロナでハッキリわかったことは、柔軟な働き方をしないと会社が生き残っていけないということ。当然ですが、会社は利益を出さなければいけない。利益を出せないような働き方をしているような企業はダメな企業です。環境変化に合わせて柔軟な働き方をできない企業は、淘汰されていく。在宅勤務にも対応できず長時間労働を社員に強いている企業は、Z世代には受け入れてもらえません。
 
昭和の時代とは相いれない働き方です。会社のために死に物狂いで働くことはしません。サービス残業あたりまえみたいな感じで考えているのであれば、それは違います。昭和の価値観がいまも残っているような会社は淘汰されてしまいます。

 

 

2.社員一人ひとりを尊重する企業文化

Z世代が特に重要視していることが、「社員一人ひとりを尊重してくれる会社なのか」ということ。社員を大切にしない企業は優秀な人材は集まってこない。個人を尊重せずに会社の方針を一方的に押しつけてくるような企業は将来性が乏しい企業です。成熟した社会では個人が尊重されない働き方をしていると利益を生み出せなくなってしまう。個人の貢献度が会社に与える影響が大きい。その意味で個人が活躍できるような取り組みをしていない企業は未来がない。

 

 

3.多様な人材が活躍できる組織

ビジネスがグローバル時代に突入した。グローバルな視点で考えるためには多様性が重要です。多様な人材が活躍できない企業は、もはや利益を出せないところまで来ている。社員の多様性は柔軟な会社組織をつくりだす。環境変化に適応できるためには、社員の多様性が必要不可欠です。モノの見方が多様であることが重要です。

 

 
参考)
就職してはいけない会社

● 給料が低い(一般的な平均額より)
● 各種保険が完備されていない
● サービス残業がある
● ボーナスが出ない
● みなし労働
● 人間関係が悪い(いつも怒鳴っている、パワハラなど)
● 退職率が高い
● 副業禁止

 

 

 

まとめ

 

Z世代18~25歳が重視している働き方は次の3つ。

● 柔軟な働き方
● 個人の尊重
● 多様な価値観

 

この3つは、withコロナそしてアフターコロナの働き方としてもっとも有益な働き方となっていく。Z世代が活躍できない組織文化をいまだに続けている企業は、生産が低い企業、利益を生み出せない企業となていく。時代の変化は急激に進む。どれだけ柔軟に対応できるかが問われている。