アメリカの消費の40%はZ世代が占めている、購買力1,430億ドルの衝撃
【目次】
1.アメリカの全人口の26%がZ世代
2.Z世代の語源
3.デジタルネイティブ
4.YouTubeの利用率が高い
5.Gen Z’s Top 20 Favorite Brands
1.アメリカの全人口の26%がZ世代
アメリカでもっとも大きな影響力を持っている世代が、Z世代です。Z世代はおよそ8,600万人、全人口の26%を占めることとなりミレニアム世代を追い越した。世界人口見通しによれば、Z世代は今後も増え続けると推測している。Z世代は、重要なポジションを占めており、今後の社会に与える影響は大きいと考えられる。
注)一般的には1990年代半ばから2000年代前半生まれをZ世代と呼んでいる。
出典:https://jp.knoema.com/infographics/egyydzc/us-population-by-age-and-generation
2.Z世代の語源
Z世代の語源は、アメリカで1960年代から1970年代に生まれた世代を「ジェネレーションX(X世代)」と呼んでいた。当時の人たちにとって「未知の新しい世代」という意味で「X」が用いられた。その後生まれた世代を「X」の次なので「ジェネレーションY(=ミレニアル世代)」と呼んだ。XそしてYと来たので、その次が世代が「Z」なので「ジェネレーションZ(Z世代)」と呼ばれるようになった。
参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Generation_Z
3.デジタルネイティブ
生まれたときからインターネットやスマートフォンに親しんでいる世代が、Z世代です。SNSも当然のように利用している世代であることから、生活スタイルや物の見方が他の世代と違っている。2020年のアメリカの総消費の40%以上がZ世代が占め1,430億ドル [※] もの購買力を持っている。Z世代は、他の世代と比較して2〜3倍の割合でソーシャルメディアで買い物をしている。消費行動はモバイルファーストが鍵となっていることから、モバイルからのアクセスのしやすさが重要です。
Z世代のスマートフォン・ユーザーの64%は常にオンライン接続しており、57%が携帯電話なしで不安であると答えている。Z世代の95%は平均4時間15分、スマートフォンを利用して過ごしている。ソーシャルネットワークを利用し、メッセージャーアプリやネットビデオを見たりネットサーフィンをしている。
出典:https://www.businessofapps.com/news/a-look-at-gen-z-mobile-behaviours-64-of-mobile-users-are-always-connected/
※https://www.theshelf.com/the-blog/generation-z
4.YouTubeの利用率が高い
SNSは生活のなかに浸透しておりその影響を大きい。SNSの利用状況を見ると、YouTubeがもっとも高い比率となっている。インスタが、世界的にブームになっているので目が離せません。新しい機能を次々と実装してます。単なる写真共有アプリでなくなる日が近い。
1. YouTube 31%
2. Instagram 24%
3. Snapchat 14%
出典:https://filmora.wondershare.com/youtube-video-editing/social-media-trends-2018.html
5.Gen Z’s Top 20 Favorite Brands
アメリカの調査会社によると、Z世代の好きなブランドTOP20は以下のようになっています。
Gen Z’s Top 20 Favorite Brands
- Netflix
- YouTube
- Amazon
- Oreo
- PlayStation
- Walmart
- Target
- Doritos
- Nintendo
- Chick-fil-A
- Nike
- Marvel Studios
- Spotify
- Pizza Hutt
- Sprite
- Dunkin’ Donuts
- Dollar Tree
- Skittles
出典:https://hypebeast.com/2019/5/gen-z-top-20-brands-survey
まとめ
アメリカの消費の40%がZ世代であることから、今後もさらにZ世代をターゲットにした商品やサービスが登場してくる。膨大な数の量を消費するZ世代によって、いままでにない超大量消費時代がやってくる。