コロナ禍で深刻な事態に陥った人の特徴

 

「コロナ禍で収入が激減、一挙に生活苦になった」

「住宅ローンが払えず家を手放した」

「国や行政は頼みにならない」

など
 

今回のコロナ騒動で人生が一変してしまった人もいると思います。金融庁によると住宅ローンの返済条件変更の申込件数は1万3395件(6月末現在)にもなった。住宅ローン返済や家計のやり繰りに困っている人は推定4~5万人いると試算している。このような状況でも問題を乗り切り日常生活を取り戻している人もいます。この違いはどこからくるのか、それを探っていくと意外なことに気づく。

 

 

コロナ禍で深刻な事態に陥った人の特徴

  • 生活水準が高く貯金がない人
  • 多額の借金がある人
  • 人的ネットワークのない人

 

 

1)生活水準が高く貯金がない人

年収1000万円あれば裕福な生活ができて貯金もできるだろうと考えがちですが、実は違っていた。年収500万円くらいの人と比べて生活水準があまりにも高く、毎月の出費がすごいことになってしまっている。そのため貯金ができず収入が激減した瞬間に生活が苦しくなってしまった。よく考えてみてください。年収1000万円だと手取りで750万円くらいです。自由になるお金は月60万円です。ここから住宅費、食費、子どもの教育費、車の維持費、水光熱費、娯楽費、交際費・・・手元にいくら残るのだろうか。

 

出典:https://president.jp/articles/-/35822?page=2

 

 

2)多額の借金がある人

これは説明する必要がないと思いますが、借金がある人は毎月決められた収入があることを前提にしています。収入が減ったら返済できなくなってしまう。住宅ローンを30年とか35年とかで組んでいる人は無謀だと言わざるを得ない。経営環境が激変していくなかで会社がいつ倒産・廃業するのか分からない状態で、毎月決められた額を返済することは危険です。経済危機は10年周期でやってくる。この事実を知っておくことはとても重要です。

物事を10年スパンで考える。10年を1セットと考え終結するように行動していく。僕らは周囲の環境に依存した生き方をしている。環境変化に適応できなければ生き残っていけない宿命なのです。

 

<10年周期で経済危機がくる>

  • 1991-1993年・・ バブル崩壊
  • 2001年・・・・・ ITバブル崩壊
  • 2008-2009年・・ リーマンショック
  • 2020年・・・・・ 新型コロナウィルス

 

 

3)人的ネットワークのない人

困ったとき頼みになるのが人です。日頃から人脈を築いていない人は、何か困ったことが起きたとき誰からも力を借りることができない。自分自身で解決しなければならない。尊敬される人、信頼される人には自然と人的ネットワークができています。普段からの行いが危機的な状況になったとき乗り越えることができる。日頃から信頼貯金をしておくことが、とても重要です。

 

 
 
 

まとめ

 

収入が多ければ生活が安定し貯金もできると思っていたが、違っていた。大切なのが生活水準をどこに設定するのか、によって人生が変わって来る。経済危機は10年周期で来るので、物事を10年スパンで考える。10年を越えての多額の借金は命とり。国や行政は頼みにならないのは必然です。自分の身は自分で守る。困ったときに頼みになるのが信頼できる人です。それには普段から人的ネットワークを築き人から信頼される人物になっていること。