【就職難予想される】第二の就職氷河期が来るかもしれない

 
(この記事は2020年4月3日に書かれた記事です)
 
 

アメリカの新規失業保険申請件数664万8000件

アメリカの新規失業保険申請件数、4月2日に発表された数字は664万8000件。リーマン・ショック後でも66万件(2009年3月)が最多だった。また、2020年4月のアメリカの失業率は14.7%と新型コロナウイルスの影響で失業者が急増している。

今回のコロナウイルスの影響は驚異的な状況を経済にもたらしている。アメリカ経済は順調に好況が続いていたが、一気に経済が縮小しホテルや飲食店、小売店などの経営が困難な状況に陥っている。

 

 

 

アメリカの失業率がリーマンショックを超えてしまった。この数字は、かなりヤバい。就活生には厳しい。最悪、就職できない可能性あり。100社応募して内定ゼロ、ということもあり得る。リーマンショックのとき就職できず非正規労働で働くしかない人が続出した。その結果、貧困な生活を余儀なくされた人が大勢でた。国家でも取り上げられるくらい深刻な事態がおきてしまった。そして、くしくもコロナ過で非正規労働者が真っ先にクビきりとなり仕事を失った。
 

就職環境は激変した。リーマン・ショックをはるかに超える就職難がくる。コロナ禍で先を見通せないくらい経済環境が厳しい現実だ。専門家によると元に戻るには4年はかかると推測している人もいる。不況になると就活生は将来が不安定な中小企業より大企業に人気が集まる。特定の企業に応募が殺到する。コロナ禍で売り手市場から一気に買い手市場となってしまった。就職がより厳しさを増す。当然、企業は厳しい選考基準をもうけてくる。減収減益で採用人数に限りがあるため候補者のなかでも、より優秀な人材を採用したいと考える。

 

正社員として働くことが難しくやむを得ず非正規で働くことになった人たちは、その後どうなったか。低賃金で常に雇用不安をかかえ、厳しい生活環境で生きていかなければいけない状態になってしまった。コロナ不況でまた同じようなことが起きる可能性がでてきた。したがって、100社落ちても正社員で1社内定がとれればそれでいい。希望する職種でなくても、正社員で雇用されることを最優先で考えることが大事です。

 

 

 

日本の現状

日本経済の現状はかなり厳しい。ことし4月〜6月のGDP(国内総生産)の成長率は年率換算でマイナス27.8%となり、リーマンショックのときのマイナス17.8%を超える落ち込みとなった。消費の回復は期待できない。

出典:https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000190965.html

 

 

スキルを身につける

コロナウイルスの影響により就職が厳しくなってくる。世界経済を牽引しているアメリカがこのような状況です。日本経済もリーマンショックを超える落ち込みで回復の見通しがたたない、この状態が続けば第二の就職氷河期が来るかもしれない。就職が出来なければ、やむを得ず非正規労働で働く。非正規労働で働き続けると悲惨な運命をたどる。不安定な雇用で貧困化していく。アルバイトでもかまわないので、スキルが身につく仕事をする。単純労働は避ける。スキルを身につけるために自己投資は惜しまない。高額なセミナーに通って知識を身につける方法もあるけど、ぶっちゃけコスパが悪い。セミナーで20万、30万円するものが本だと3500円程度で済む。
 
企業はジョブ型雇用にシフトしています。専門的なスキルがない人は、低収入で不安定な雇用になっていくと考えた方がいい。コロナの影響は働き方そのものを大幅に変えてしまった。この変化についてこれない人は厳しい現実となる。
 

経済が元に戻ることはほぼないと考えた方がいい。お金をできるだけ節約しスキルを磨くことを第一優先で行動していくことが就職への近道です。就職するときスキルが重要です。日本人は英語が出来ない人が多い。英語のスキルは今後ますます必要になってくる。第二の就職氷河期が来ても英語のスキルがあれば困らない。できれば海外で2~3年くらい働いた方がいい。この経験は一生ものとなる。アピールできるスキルを身につけることで、第二の就職氷河期が来ても乗り切る。

 

 

 

まとめ

 

新型コロナの影響で、このままだと就職は厳しい。早くても1年はかかるようだ。運が悪いことに世界的規模で起きている。今からでも遅くはないので出来ることをすることが必要です。何もしなければ、非正規労働者orフリーターの確率が大きい。自分の将来のこと他人任せにしないこと。氷河期世代の現状を見て学ぶこと。