【WEB系IT系】目標年収30代前半で500万円を達成するために
(注意)WEB系IT系を目指している方限定
「給料が安すぎて生活が苦しい」
「もっと年収を増やしたい」
「最低でも年収500万円を目標にしたい」
このような悩みにお答えします。
この記事は、WEB系IT系で目標年収を達成するための記事です。
30代前半で年収500万円を得るのは、それほど難しくない。20代のうちからスキルアップすれば問題なく達成できる金額です。20代でどう行動するかによって、人生の9割が決定してしまいます。
【目次】 1.WEB系IT系で年収500万円を目指す |
1.WEB系IT系で年収500万円を目指す
20代の平均年収 319万円(国税庁による調査2018年)
まず最初に、現実の年収を見てみましょう。国税庁による調査(2018年)によると20代の平均年収は319万円だったそうです。これは税金や社会保険料など含まれた金額なので、おおよそ額面の8割が手取りなので255万円くらいになります。このなかから奨学金の返済、食費、水光熱費、家賃などもろもろを引くと手元にほとんど残らない。20代の方から不満が出るのも当然な額です。
それでは30代はどうでしょう。転職・求人サイトdoda(デューダ)によると30代の年収分布は以下のグラフになっています。約7割が年収500万円未満となっています。普通に働いていくと500万円を超えるのが難しいのが現状です。
そこで30代前半で年収500万円を手に入れる方法をお話しします。
WEB系IT系を目指す方限定です。
<30代の年収分布>
300~400万円未満 27.4%
400~500万円未満 25.0%
500~600万円未満 15.6% ← ここをねらっていく
出典:https://doda.jp/guide/heikin/age/
どのような職種でも頑張れば年収が増えると考えてはいけません。職種によって収入が増えないものもあります。これは事業の収益構造が決まってしまっているからです。利益率が悪いところで一生懸命働いても効率よく稼ぐことはできません。下記の表を見ると、技術系(IT/通信)の仕事だと30代で年収で500万円は得られそうだとわかります。ここをさらに詳しく見ていきます。
出典:https://doda.jp/guide/heikin/age/
2.システム・エンジニアの平均年収
目標年収を30代前半で500万円と考えると、20代で何をすればいいのか推測できます。最低でも年収500万円をキープできる仕事を選ぶことが重要です。インターネットで検索して調べてみると業種によって、かなり開きがあることがわかります。500万円を得ることができる仕事のひとつにシステム・エンジニアが挙げられます。
年収ガイドによるとシステム・エンジニアの平均年収は
平均年収 550万8000円
労働時間 160時間
超過実労働時間 17時間
平均月収 37万5300円
平均賞与(ボーナス)100万4400円
出典:年収ガイド
出典:年収ガイド
3.初心者ならPHPがおススメ
PHPは初心者にやさしい言語、しかも汎用性が高い
WEBに興味がありプログラミングをこれから始めたいけど、どの言語がいいのか分からない。そんな人がいると思います。初心者ならPHPがお勧め。HTMLの中に記述できるので抵抗感が少なく理解しやすい。問い合わせフォームもPHPで書かれています。またワードプレスもPHPで書かれていますので、PHPが理解できていれば修正も簡単です。ホームページ制作をしている方には、もってこいの言語と言ってもいいくらいです。
例: 初歩的な書き方
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Example</title> </head> <body> <?php echo "Hi, I'm a PHP script!"; ?> </body> </html>
PHPはエントリー言語
WEB系IT系で働くきっかけづくりをするのに最適な言語、それがPHP。PHPはエントリー言語とも言われ初心者に分かりやすい。習得することによって仕事にもつながる。しかもある程度の年収も得られるので悪くない。さらに年収を増やしたいと思うなら、高収入が得られる別の言語に移行することも別段問題はない言語です。
HTML/CSS を学習してPHPをマスターする。これを20代のうちに習得し30代前半で年収500万円はムリなく目標金額に到達できます。PHPはWEBサイト側とサーバー側でもどちらでも使われている言語なので汎用性が高い。また需要もたくさんなるので、仕事がなくなる心配もない。
<PHPで作られているサイト>
・WordPress
・Facebook
・Wikipedia
など
HTML/CSS → PHP → 高収入が得られる別の言語へ
PHPができるとWEB制作がとても楽しくなる。世界観が変わる。こんなこと、あんなことも出来る、すごーい、感激ってね。どの言語もメリットもあればデメリットもある。PHPは人によって好き嫌いがはっきりしている言語ですが、初心者ならPHPから始めると割と挫折せず続けられる言語かなぁ、と思います。高収入をねらっている方は、PHPにとどまらずさらっと流す程度にして別の言語に移行した方が稼げます。
参考)PHP求人・案件の月額単価相場(レバテック)
出典:https://freelance.levtech.jp/project/skill-5/
問い合わせフォームはPHPで作られている
PHPが初めての方は、問い合わせフォームからチャレンジしてみるのも選択肢としてありです。PHPを使って問い合わせページを作るのは、初心者の方にはちょっと苦労すると思います。しかし、手始めにチャレンジするには、いい経験になります。
ページの流れ
入力画面 → 確認画面 → 送信完了画面
しかし実際にはこれだけではなく、エラー処理やセキュリティ対策、文字化けなど気を付けないといけないことがある。クライアントに納品するレベルは品質が高い。
PHP入門書
PHPの絵本 第2版 Webアプリ作りが楽しくなる新しい9つの扉。イラスト中心で初心者に分かりやすく解説。PHPの入門書として人気がある書籍
PHPをはじめる前に
第1章 基本的なプログラム
第2章 変数と配列
第3章 演算子
第4章 制御文
第5章 関数
第6章 文字列操作
第7章 インターネットとの連携
第8章 データの管理
付録
初心者がプログラミングで挫折すること
- 開発環境が作れない
- 動作させるためのツールが導入できない
- 基本的なところが理解できない
- エラーがでたときの解決方法が分からない
エラーメッセージが画面上に表示されると頭が真っ白になり、どうしていいのか分からない。そして挫折。
よく起きるエラーメッセージ
Undefined variable
初心者には何を意味しているのか、どこを修正すればいいのか、皆目見当がつかない。とりあえずコードをいじる、すると別のエラーメッセージが起きる。またいじる。さらに事態が悪化し修正困難な状況となり、精神的苦痛に耐えられなくなり挫折。幸いPHPは多くの人が使っている言語なので、トラブルがあっても解決策がインターネットで調べることができる。初心者がつまずくことは、他の人も同じような経験をしています。
PHPは環境設定をしないとパソコンでは動作しません。Windowsに PHPの開発環境を作成するためにXAMPP(ザンプ)というものが用意されています。XAMPPとは、ウェブアプリケーションの実行に必要なフリーソフトウェアをパッケージとしてまとめたものです。これをインストールして開発環境を構築します。初心者だと環境設定に苦労する人がたまにいますが、それほど難しくないので安心してください。
PHPにはいくつかのフレームワークがありますが、そのなかでもLaravel(ララベル)というフレームワークが人気です。便利な機能と使いやすさが人気の秘密です。
4.プログラミングが苦手な方
プログラミングが苦手な方は、WEBマーケティングがおススメです。WEB系のいいところは途中で方向転換できるところです。いろいろと融通がききます。WEBの知識さえあれば応用範囲が広いので仕事として成立します。まず最初に基礎はきちんと学んでおきましょう。基礎さえしっかり学習しておけば仕事に困ることがない。スキルと経験が財産になります。
WEB系を学ぶメリット
● 応用範囲が広い(いろんな業種で可能)
● 今後の成長が見込まれる(成長産業)
● スキルと経験が自分の財産になる(仕事にこまらない)
WEBマーケティングとは何か マーケティングとは 『企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。』
まとめ
業種によって年収に差が出てきます。これは収益構造が違うのでそれが年収の差として現れてきます。目標を30代前半で500万円と決めると、30代で500万円が得られない業種を選んでも難しい。しかも30代の4割は400万円未満で働いています。
IT系はスキルを身につければ、30代前半で500万円は十分可能な職種です。どの言語から始めればいいのか悩んでいるようであればPHPがおススメです。初心者向け言語なので理解しやすいと思います。またWEB制作にも使われている言語なので汎用性があります。