【深刻IT人材不足】2025年経済損失最大12兆円

 

 

深刻化するIT人材不足

 

大前研一によると、IT人材がかなり不足すると予測しています。現在約17万人から、2025~2030年には約43万人不足と予測しています。経済損失も最大12兆円と、かなり大きいな額となっている。

 

出典:BBT ビジネスチャンネルhttps://www.youtube.com/watch?v=zhzlMk8cCV8

 

 

アメリカと比べて非常に低い年収

 

人手不足の大きな要因は、年収にあります。日本では高いスキルを磨いても、それほど年収が上がらない。ある程度までいくと、頭打ちとなってしまう。給料が安いと、エンジニアを目指す人が減少してしまいます。また、優秀な人材はアメリカに行ってしまいます。これでは、日本のIT人材不足は解消されません。
 
 

システム・エンジニアの平均年収(年収ガイドによると)

平均年収 550万8000円
労働時間 160時間
超過実労働時間 17時間
平均月収 37万5300円
平均賞与(ボーナス)100万4400円

 
 

 

 
indeedによるとPHPエンジニアの日本での給与は523万円。これに対してアメリカのPHP開発者(エントリーレベル:初心者レベル)の年収は54,876 ドル 日本円で 6,031,969円(レート109.92)。エントリーレベルで、すでに日本の平均年収が超えている状態です。日本の給料は、アメリカに比べるとかなり低いと言えます。

 

 

 

 

 

  

 

まとめ

 

IT系は今後有望な職種なのですが、給料が安いといった問題が人材が集まらない原因です。もちろんIT教育が遅れていることも要因の一部ですが、やはりアメリカと比べここまで開きがあると若い人が目指そうとは思わなくなってしまう。慢性的な人材不足は今後も解消されそうにない。経済損失が最大12兆円は日本経済にとって深刻です。