今すぐスキルを磨きIT業界で働く、働き方4パターン

仕事に生きがいを感じない。
馬車馬のような働き方はしたくない。
もっと稼ぎたい。
自由に好きな仕事をしたい。
社畜はもう嫌。

そんな人が多いように感じます。
自由な暮らし、給料も稼げて、何よりも人生を楽しくなる仕事の仕方を探している方。
必見です。働き方改革が叫ばれている今日、人生を謳歌しゆとりのある生き方をしたい方のために解説していきます。

 

◆業種選び重要 ~おすすめIT業界~

まず、どのような仕事をするのか重要です。業種選びで人生が大きく変わってしまうからです。
おすすめしたいのがIT業界です。

余裕で暮らしているITエンジニアは結構います。IT業界と聞くとブラックのイメージを持たれ、精神が病んでしまうみたいな事を聞きますが、すべてがそうではありません。もしブラック企業ならすぐに止めてしまえばいい、と思います。1ヶ月あたりの労働時間が180時間から200時間で探せば問題ないと思います。200時間も納期が近いときに遅れを取り戻すときだけで、常時ではありません。

そんなことできるの?と思っている方、心配ありません。スキルさえ磨けば可能です。スキルと言っても高度なスキルではありません。

本記事の結論:今すぐスキルを磨きIT業界で働く。

【理由】
・IT業界は成長産業 → 仕事がなくならない
・IT業界は慢性的な人手不足 → 売り手市場
・少しのスキルでIT業界で活躍できる → 比較的短時間でスキルがつく
・学習するのに少額ですむ → 初期投資がかからない
・IT業界は多種多様な仕事がある → 自分に合った働き方が見つけやすい
・フリーランスが可能 → 社畜にならない

 

◆IT業界以前に比べてはるかに楽(一部例外有り)

昔に比べて、今はかなり楽になってきています。さまざまなツールが用意されているので、これを上手く使っていけば楽に仕事ができます。以前はこのツールがなかった。だから大変だった。深夜まで働くことが強いられてしまうことも度々ありました。でも今は違います。また、わからないこともインターネットでググれば、大抵見つかります。丁寧に解説してくれる人もいます。関連図書もたくさんあります。

もうひとつ大切な話。人手不足は深刻です。経済産業省によると2016年時点で、IT人材は約17万1000人不足しており、2030年には最大78万9000人が不足するという、調査結果を発表しています。人材確保が難しくなっています。

 

◆IT業界は「組織」と「場所」を選ばない

IT業界は、組織と場所に縛られずに自由に仕事ができる特徴があります。企業の枠にとらわれない働き方はイノベーションをおこしやすく大胆な発想ができます。特に時代の変化の激しいIT業界では、柔軟な対応が求められる職種なのでさまざまな働き方が試みられています。自分に合った働き方が見つけやすく、スキルがあればあるほど市場価値が上がり報酬として帰ってきます。自分の能力を発揮できるチャンスが広がってきています。

IT業界の現状と特徴を簡単に説明しましたが、この記事を読んで少しでもIT業界に興味を持っていただければ、嬉しいです。
 

 

◆ITエンジニアのさまざまな働き方4パターン

パターン1:企業に就職する
パターン2:プロジェクト参加型
パターン3:受託開発
パターン4:自分で開発し販売
 

 
パターン1:企業に就職する
最もオーソドックスなパターンです。大学を卒業して新卒で入るパターン、もしくは第2新卒で入る。大学の先輩、後輩、クラスメートがこのパターン。マイクロソフトに入社した後輩もいました。この方法だと経験がなくとも会社には入れますが、必ず希望する仕事につけないことがあります。たとえば、バグ探しのテストとか。毎日テストばかりだとストレスが溜まりますよね。楽と言えば楽なのですが、スキルが磨けないのが難点。やはり業務として一人前の仕事をしたいですよね。転職時の際の職務経歴書に「XXXXテスト業務2年」では。悲しい。
とはいえ、いろいろな仕事を経験するのも考えようによってはいいかも。要は考え方ひとつで将来役に立つ仕事になるかもしれません。どうしても嫌な場合は上司に懇願してみるのもひとつ。
 

 
パターン2:プロジェクト参加型
プロジェクトごとに仕事を引き受ける働き方です。最大の特徴は、自分の能力に応じていろいろな仕事をして経験を積むことができます。経験は財産になるので将来のためになります。そしてプロジェクトが終えて、次のプロジェクトまで間があれば長期休暇も可能です。のんびりとした時間が過ごせるのでお勧めできる働き方です。

デメリットはスムーズに次の仕事に就くことが出来ないこともある点です。自分で探さなければいけないので手間がかかります。人脈ができていれば問題がなく継続的に働くことが出来ますが、人脈がない人には自分で行動しなければいけません。

このような人にお勧めするのが、あなたを売り込んでくれる専門の営業マンをつけることです。早ければ1週から10日以内に仕事を見つけてくれます。事前にプロジェクト終了時期を伝えて仕事が途切れないようにします。営業報酬は支払わなければいけませんが、仕事を見つけるのが苦手な方にはお勧めします。
 

 
パターン3:受託開発
人脈とWEBを使って仕事をとってきます。フリーランスに多いパターンです。人脈作りがうまい方は100%人脈という場合もあります。そのくらい人脈が大切です。WEBマーケティングが得意な方はWEB上で仕事の依頼を受けることができるので、自分で仕事を探す必要はありません。リモートワークも可能なので、対象範囲を日本全国にして仕事を引き受けることが出来ます。

私の場合はフィリピンでしたが、日本に帰国したときはフィリピンとリモートワークで仕事をしていました。納期までに成果物を出せば問題ないので、労働環境という意味では通勤もなく自由度があっていいのですが、突発的に仕様変更を言ってくるので困りものです。
 

 
パターン4:自分で開発し販売
アプリの開発がこれにあたります。ベンチャー企業に多いパターンです。ひたすら開発して販売します。自由に働くことが出来ますが、当たり外れが大きく収入が不安定です。かなりリスキーです。消耗しますので、お勧めできない働き方です。しかし自分で開発した製品やサービスが、世間に受け入れられたときは生きがいを感じます。苦労した分、喜びも倍増です。

このように様々な働き方があります。これらの働き方の前提にあるのがスキルです。スキルと言っても技術的なスキルだけでなく、人生を楽しく生きていくための柔軟な思考が必要です。特にIT業界は日進月歩で大きく変化します。画一的なものの見方しかできない人は、ITの仕事に向いていないと思います。

幸いIT業界は多様な働き方ができる職種なので、自分に合った働き方ができます。生きがいのある働き方を手に入れるためには、自律的な思考が必要です。つまり、自己責任において主体的に行動できる能力がともなっていないと理想的な働き方はとても難しいと考えます。
 

 

◆まとめ

プログラミング技術は1、2年で習得できますが、自律した人間になるには時間と経験が必要不可欠です。筋肉を鍛えるには鉄アレイを持ち上げればいいのですが、精神面はそうはいきません。人としてのスキルアップを意識しながら仕事をしていくことが大切です。IT業界で活躍している人は、柔軟な思考力があり人としても尊敬できる人が大勢います。「まず行動重視で動き、問題が出たらその都度対応していく」という考えでいいじゃないかと思います。

 

参考:「働き方改革」の目指すもの 出典:厚生労働省「働き方改革」の実現に向けて

厚生労働省によると、「働く方の置かれた個々の事情に応じ、多様な働き方を選択できる社会を実現し、働く方一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすること」